純情きらり 劇団ひとりさん

嫌われ松子とキスしたとか、純情きらりで宮崎みつあみ神に恋心抱かれるとか、処女小説が大好評であるとか、この世の春を謳歌しているなあと思った。そういう視点でスープレックス時代のネタを見たり、つい2年前の春樹先輩ネタなどを見ると感慨深い。そもそもの最初から役者志向なので、普通に役者として大成していくのだろうなと思った。

あとトーク番組でよく「かっこいい自己紹介の仕方」というのをひとりさんが話していて「俺? 省吾……、川島省吾」っていう風にまず名前だけ言って、それからちょっと間をあけてフルネームを言うとすごくかっこいいみたいなことを言ってたのですけど、純情きらりのドラマの初登場シーンでもそのまんま「直道……、斉藤直道といいます」みたいな自己紹介をしていたので、ああ、この演出は完全にアドリブだな、と思った。というかなんかもう主人公を完全に食ってますよ。長女役の「恐怖のずんどこの娘」が、食われないようにかなり演技に気合入れてるのがわかります。今、名前ど忘れした。なんだっけ。恐怖のずんどこって言ったのは富司純子さんで、その娘っていう意味ですけど。ああ、お若い皆さんはご存知ないかもしれないですけど、この富司純子さんは昔、寺島純子という名前で「3時のあなた」というワイドショーの司会をやってたんですけど、悲惨な事件の報道のときに「恐怖のどん底」って言うべきところを「恐怖のずんどこ」って言い間違えてしまって、それが今でもこうやって俺みたいな社会のダニによって語り継がれているのです。その娘さんが純情きらりの長女役です。ああ、思い出した。寺島しのぶさんです。

シグルイ読んだ

シグルイ6巻を読みました。今この世に生きる皆様は絶対に『シグルイ』と、あと岩明均先生の『ヒストリエ』、この2つは読んでおいてください。これは同時代を生きる者の使命です。これを読まぬまま死んだら地縛霊化するのは必定です。

そんで実写版シグルイで虎眼先生を演じるのは誰かということを考えたのですけども、これはもうノータイムでムツゴロウこと畑正憲さんにどん決まりでした。不確定名「正体不明の”何か”」、人外のものを特殊メイクなしで演じられるのは畑さんしかいない。ぶき?

高感度を制するものはオフ会を制す −F30をAmazonで予約したお−

FX-F30 デジタルカメラFinePix F30

FX-F30 デジタルカメラFinePix F30

  • 出版社/メーカー:富士フイルム
  • 発売日:2006/05/27
  • メディア:エレクトロニクス

現在使っているFinePix F10にも相当満足してるのですけども、正統進化具合が素晴らしかったので思い切って予約してみたです。「もうちと綺麗に撮れるデジカメ欲しいな」という普通のそこらへんの有象無象(俺)にとって、今コンパクトデジカメを買うならこれしかないでしょう的な、圧倒的アドバンテージを持ってると思う。びたいちカメラには詳しくないという人向けに、いかにこのF30が優れているかを力説したいと思います。ちょっと長いけども。

そこらへんのド素人(俺)がオフ会行って写真を撮るにあたって(いきなりオフ会前提かよ! というつっこみを希望します)、いちいちマニュアルモードでISO感度800だとか、絞り優先がどうだとか、ホワイトバランスがどうだとかやる人ってまずいなくて、「電源入れる→パシャッ」というお手軽感が最も大事だと思うのですけど、その際出来上がる素人的失敗写真はおおむね次の3パターンになる。

  1. ピンボケしてる
  2. ブレてる
  3. なんか実際目で見た光景よりずっと暗くなっちゃう

人物じゃなくて背景にピントが合っちゃったとかありがちですけども、ちゃんと人物を中心に置いて、半押しして人物にピント合わせてから構図変えればこういう失敗はなくなる。これはカメラのせいにしても仕方ないので自分でなんとかしてください。

問題はブレと暗さで、これを解決する最も簡単な方法は真夏の晴天の屋外で撮るか、フラッシュを焚くことですけど、でもここ常夏の島ハワイじゃねえし、あとなんか、フラッシュ焚いた写真てイマイチじゃね? 特に飲み会とか、居酒屋なんかで撮ったりすると、人物だけ異常にくっきりしてんのに(白トビ)、背景真っ暗とかにならなくね? 女子とか可愛く写らなくね? 料理も美味しそうに写らなくね? 自然光が一番よくね? でも居酒屋でフラッシュ焚かないと、ブレるし暗いしろくな写真が撮れないわけですよ。もうどんどん居酒屋推ししていきますけど、今居酒屋に必要なのはF30なんです絶対。

F30の最大の売りは高感度で、暗いところだったらガンガン増感して明るく撮ってくれる。そんでシャッタースピードがそれにつれて早くなるから、ブレない。ブレと暗さを一挙に解消。フラッシュなしの居酒屋撮影をほぼ完璧にこなしてくれるわけですよ。オフ会もこれでパーフェクトに乗り切れるわけですよ。いかねえけど、オフ会とか。

あと今盛んにCMで「手ブレ補正」ってやってるじゃないですか。望遠で撮ったりするとシャッターを押す指の動きですら手ブレが起きちゃう。あと暗いところで撮るとシャッタースピードが遅いせいでやっぱり手ブレが起きちゃう。これは確かに手ブレ補正機能でなんとかなりますよ。でもブレって、手ブレだけじゃないじゃん。被写体ブレがあるじゃん。夜、蛍光灯の下で動いてる被写体は、手ブレ補正で補正できないわけですよ。こっちがブレなくても相手がブレちゃうっていう。これを解決するにはフラッシュを焚くか、あるいは高感度でシャッタースピードあげるしかないわけです。高感度は「手ブレ」と「被写体ブレ」の両方を防ぐ効果があるわけです。(超望遠の場合はどうしても光学手ブレ補正が必要になってきますけど、コンパクトデジカメに超望遠とかないから今のところ。超望遠の場合は高感度+手ブレ補正のダブルが必要になってくる)

華麗に被写体ブレする俺←これくらいの明るさで軽くヘッドバンギングしたら確実に被写体ブレするという実例。ちなみに抱いてる赤ちゃんは産院から無意識に連れ去ってきた子で、俺の子ではありません念のため。

でー、今F10(と F11)のせいで各社高感度競争真っ只中で、Fuji以外にもISO800とかISO1600(要するに高感度だと思ってくれれば間違いない)での撮影が可能なコンパクトデジカメは結構出てきてる。だけど高感度はノイズとバーターになってて、「うちのカメラもISO1600で撮影可能ですけど、でも実際撮るとノイズだらけで見られたもんじゃないですごめんねえへへ。綺麗に撮りたいならISO200くらいまでで勘弁してね☆」っていうやつばっかりなのです。F10、F11、そしてこれから発売のF30が圧倒的アドバンテージを持ってるっていうのはここで、ISO800くらいまでだったらほとんどノイズが気にならない程度の画質が保証されてるってとこ。まだ発売になってないからホントのところはわかんないですけど、F30は「ISO1600でもほとんどノイズなしの自然な画が撮れますよ」と言い切ってる。ISO3200でも、多分ノイズはそれなりに出るでしょうけど撮れると言ってる。なので俺はこれを買うことにしました。これで西日暮里のコスプレがうざいトルコ料理屋だろうが、吉祥寺のホルモンの美味い焼酎専門店だろうが、フラッシュなしで綺麗な写真が撮れるってもんですよ。いかねえけど。

あと本当言ったらデジタル一眼レフとか使ってみたいですけども、そんなビカビカ黒光りする男根的なモノ持ってオフ会行ったら引かれるよね実際。デジイチって男根だと思う。

参考リンク:
http://fujifilm.jp/personal/digitalcamera/finepixf30/
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/other/2006/03/02/3341.html(必読)
http://dc.watch.impress.co.jp/cda/compact/2006/03/16/3446.html

追記:F30のメリット、デメリットを両方挙げときますね

  • メリット
    • ノイズの出ない実用に耐えうる高感度
    • 高感度のおかげでこのクラスにおいては暗所で最強
    • 高感度のおかげで手ブレ・被写体ブレの両方に強い
    • iフラッシュのおかげでますます暗所に強い
    • マニュアル撮影モードも充実
    • アホほどもつ超超スタミナ電池
  • デメリット
    • 瀕死規格xDピクチャーカードが必須なので他社からの乗り換えだとお金がかかる
    • xDピクチャーカードの転送速度が遅い
    • 重さ、大きさ、薄さにこだわる人にとっては若干大きい
    • マクロ撮影でのオートフォーカスに時間がかかる(これはF10/11の特徴。F30では改善されてるかも)
    • 動画、連写、広角は相対的に弱い

逆リンク! id:kanose:20060422:cybershot

俺はSONYからFinePix F10への乗り換えをしたんですけども、ぶっちゃけた話、xDピクチャーカードは最後まで購入決定の障壁としてひっかかかった。メリットが何もない。メモリースティックも大嫌いでしたけど、xDはもっとひどい。でも数年使ったデジカメを買い換える時というのは、大抵メディアも大容量化高速化が進んでいて買い増したりするものなので、金銭的には仕方のないところなのかなとは思います。でもやっぱり欲を言えばSDカードをカメラ以外にも使いまわしたいとは思う。SDカード版F31とか出たら一人で暴動を起こす予定です。あと今気付いたのだけど、F10買ってからまだ8ヶ月しか経ってない……。

文化系女子

文化系女子の対義語がない。って書いたらid:anotherさんが書いてた。

順リンク!(←意味わからん) id:another:20060422:1145698381

概念としての対義語は体育会系女子でその通りだと思うのですけども、現実の文化系女子に対する仮想敵?みたいなものを考えてたら体育会系じゃない方向にいった。体育会系は文化系と伍するほど数がいない、ように思える。文化系女子じゃない女子が大量に存在していて、その子らは体育的なことにもあんまり興味がなくて、ひたすらに女子同士の女子的連帯に時間を費やしているような気がした。印象ですけど。男子じゃなく女子の目を気にしたファッション競争みたいな。そんなん。その子らに名前をつけると、それが文化系女子の対義語になる、かもしれないと思った。そんでもしかしたらその集団は体育会系を包含する集団として考えてもいいかもしれない、と思った。