ビデオ時代にはこんなにもソフトを買い漁るということはなかった(『ごっつええ感じ』だけは全部そろえた)のはなぜかと考えると、ひとつは自分の個人的経済力の問題、ひとつはネットで買い物が出来るようになったということ、そして一番大事なのはやはりDVDが将来的にもある程度生き残りそうなメディアだということで、俺の性分として「モノを保存したい」という欲求が異常に強く、VHSではいずれテープがダメになるのがわかっていたので買って手元に残したいという気持ちになれなかったということ。そういう保存欲の強い人向けにレーザーディスクがあったわけなのですけども、ちょっと早すぎたメディアだったなあと思った。アニメオタの人の中にはレーザーディスク(ソフト)に一体何百万つぎこんだかわからないという人がわんさかいるわけで、そういう人たちのことを考えて自分の浪費を棚にあげてにんまりほくそえむ俺がいるので俺は性格悪いです。あと『XWIN II Web Page』さんみたいな豪快な浪費(過去ログを見るとクラクラする)を見てまだまだ上には上がいると安心したりする小心な面も。