ハリッター

旬を大きくはずした古い情報を思い出して激しく食いつくコーナー。シリーズ第2作『ハリーとポタ子の夢芝居 〜秘密の小窓(の奥の花園)〜』を見ていて、劇中またしてもあの忌々しいクィディッチというスポーツが見せ場としてやられていて、ルールが全然わかっていないから面白くないのと、もうひとつ最大のアレは小さい羽つきのボール(?)を捕まえると無条件に勝ちになってしまうというすごいルールのせいで面白くなくなっていて、これは要するにお笑い系のバラエティ番組の一コーナーでクイズなどをやっていて、1位と2位の点差が100ポイントなのに「じゃあ最後の問題は5000ポイントです!」とか言って今までの闘いを無効化する呪文と一緒なので、チームで闘う意味がなくて、ハリーとマルフォイが1対1で羽つきボールを奪い合えばええやんと思った。あと『ハリーポッ』はゲーム化もされていて、このクィディッチ世界選手権というのがあって、日本人の子が優勝したのですけども、羽つきボール(今調べたら金のスニッチという名前だった。金なんていやらしい!)だけ狙ってたのかなあと想像しました。あとシリーズ第2作にしてハーマイオニー(源氏名ポタ子)の顔が縦方向に伸びていて(推定6cm)、第1作の可愛らしさが完全に消え去っていて驚いた。10歳に満たない子供の寸詰まりな可愛さが、大人でもなく子供でもない中途半端な中学生じみた奇怪さに変わっていて、この先シリーズ3作4作と続いていくにあたって、子役たちはどうやってこの難局を乗り切るのか見もの。