3年前から発症した花粉症のせいで頭がぐわーんとなってて、体重が倍になったかのように体が重い。この前モー娘が金曜の夕方にやってる番組(うろ覚えの記憶によれば番組名は『おちんこタウン』)で花粉症についてやっていてとても興味深かったのでここで要約してみんなに教えちゃうよコンチクショーめ。花粉症という都会病(?)がクローズアップされ始めたのはせいぜいここ20年くらいで、それ以前は花粉症なんてものはほぼ存在してなかった。なんで急に花粉症は現れたのか？ 俺は「無菌培養的に生きてる現代人の抵抗力が弱まったから」だと思っていたのですけども、ちょっと違うらしい。
第二次世界大戦→東京焼け野原→戦後復興→大量の木材消費→将来にわたる木材不足の心配→国をあげての杉の植林→30年くらい経つと杉は花粉を大量に放出し始める→30年後の日本はコンクリ建築がほとんどで木材消費が少なくなってる→植林されっぱなしの立派な杉林だけがごっそり残る→花粉どばー！→都会はコンクリだらけで花粉が土壌に落ち着かなくて常に風で巻き上げられてる状態
的な。だから現代人の抵抗力云々というより、とにかく花粉の量が以前と比べて桁違いに多くなったことが原因らしい。ということは外国にはあんまり花粉症患者がいないということなのかしら。よくCMでやってる「杉の木からバサバサ花粉が出てる映像」を見ると何か強力な毒ガス兵器が使われてるようなおぞましい気分になります。杉の代わりにクヌギとナラを植えてカブトムシ王国を作るといいと思う。
