セカチュー

映画『世界だか地球だかのど真ん中だか中心だかで(マグマ)、大声を出す』を観て来て、一緒に行った女の子(韓国人(広末涼子似))が「つーか柴咲、マジ要らなくね?」とか言っててとても面白かったそれが。

旬を逃してるのは重々承知ですけども、この映画の見所を俺なりにまとめると、主演の森山未來さんと大沢たかおさんの顔がすげえ似ているので「朔太郎の若い時、歳食った時」での違和感が全然ないということで、多分最初にこのキャストが決まったと思うのですけど、その後も「ここまでやったらもう絶対若い時と歳食った時が似てないとダメだと思う」とキャスティングを決定する人が思ったに違いなく、クドカンさんと津田寛治さんの若い頃を演じる役者さんも本人にそっくりで、つまりこれは「顔そっくり部門」な映画です。

あとヒロインの長澤まさみさんが凶悪なまでに可愛いのですけど、これも歳食った時の配役として安めぐみさんが決定していたに違いなく、安さんはつるっぱげにして役作りをしていたに違いなく、でも「あ、この子死んじゃうから歳食った版は要らないんだった」と気付いたに違いない。

そんな映画でした、ざっと紹介すると。

あと真面目な話をすると、大沢たかおさんの鼻水が結構出ます(気付きにくいので注意)。そのキラリと輝く青っぱなを小学生のように袖口というか肩口でぬぐい取るシーンが実はCG。あと、多分森山さんは蚊に食われてる。瞼を。