SAW

サンダンス映画祭で「CUBE meets SEVEN」ともてはやされた話題のソリッドシチュエーションスリラー(超訳すると「すげえハンパねえ状況で進行するドキドキ映画」)、『SAW』を初日に観てまいりました。確かにCUBEがSEVENにmeetsしてましたけども、ぶっちゃけ、CUBEは別にSEVENにmeetsしなくて良いのでは? と思った。若干。

CUBEの美味しいところだけ借りてますけども、これはモロにデビッドフィンチャーさんの手法を踏襲している映画で、フィンチャー超好きっ子の新進監督さんが超頑張ってフィンチャってる映画でした。しっかりフィンチャってるのでかなり面白いです。

あと関係ないけど、映画館で俺の隣に体重150kgくらいのブーデーの男のシトが座ってて、ブーデーながらも必死に体をちぢこませているのだけど、それでも肘掛を両方占領してしまっていてかなりせまっ苦しくて辛かった。あとそのブーデーのシトはびっくりするくらい強烈に石鹸の香りを漂わせていて、鬼のように清潔好きかあるいはソープ帰りだと思うのだけど、いずれにしても俺が映画に集中できないくらいの異常な臭気だったので勘弁してほしいなと思った。あとそのシトの周りだけ気温がプラス3度くらい上がっていて暑かった。ブーデーというのは存在するだけでこんな風にごちゃごちゃ文句言われるので可哀相です。