議論についてのスタンス表明

事あるごとに俺は「議論が嫌いです」と言い放っており、つまり俺がインターネットでやってるのは言いっぱなしの投げっぱなしに過ぎず、それに賛同する人が現れようが、反対する人が現れようが、基本的にはどうでもいいというか好きなように感じて好きなように肴にしてちょうだい、と思う。だから、俺が何か言い足りないことがあって口を開けば、それはある人から見れば「反応」しているように見えるのかもしれないですけども、俺としては反応してるつもりはほとんどなくて、大抵は初弾で言いたい放題言い切っているので、反論を受けて再反論するとかはまずない。それほど嫌いです。議論が。少なくともインターネットにおいては。

で、何が一番嫌いかって、主張とか主義のぶつかりあいならまだしも、そういったものが全くない人が、議論そのものを目的として議論したがること。あの、ディベートの訓練でありますでしょう。立場Aと立場Bに分かれて議論して、しばらくたったらその二人が立場を入れ替えて議論するっていう。自分の本当の主義主張とは無関係に、ただ相手と反対の立場をとって議論するっていう。

俺が日々鍛錬を積み精進しているディベート訓練学校の一年生とかならいいかもしんないですけども、俺はあいにく訓練生ではなくて、ここで勝手な主義主張とか、うんこの話とかザーメンの話とかテレビの話とかを(有難いことにそれを面白がってくれる人がいるので図に乗ったりしつつ)縦横無尽に撒き散らしたいのであって、何でそういう「反対(あるいは賛同)の立場を"とりあえず"とって議論したがる人」に付き合って、撒き散らし速度を遅らせなきゃいけないのかなっていう。そんな時間があったら一個でも多くどうでもいいエントリを撒き散らしたいのです。議論を通じて問題点をあぶりだしたりとか、そんな崇高なお仕事は頭のいい人たちに任せます全部。これは、批判、非難、賛同、追従を受け付けないということじゃなく、甘んじて全て受けとめるという意味です。議論厨うぜー。