クロマティさん

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20050629-00000034-san-soci

古今東西どんな人物にも全て「さん付け」で臨んでいる俺からすると、マスコミがこうやって「クロマティさん」と呼んでいるのを見ると何かモヤモヤとしたものを感じる。

それはいいとして、この事件を陰謀論的に普通に読み解くと、映画配給会社がクロマティさんに金を積んで「ひと悶着おこしてくださいよ。裁判費用の方はうちがもちますし、クロマティさんにとっても悪い話じゃないでしょこれ」と持ちかけ、クロマティさんが「つーかそんなんで裁判起こしたらシャレのわからないバカ外人のレッテル貼られるだろうが。やだよ俺は。だってクロ高結構読んでるし。面白いじゃんアレ」「まあそこをなんとか。落とし所もきっちり仕込んでありますから」「どんなん?」「ほら、漫画の中で、バース高とかデストラーデ高とかありますでしょ。バースさんとデストラーデさんにも同時に裁判起こしてもらいます。そんで、3人でユニット組んでCDデビュー」「おいおいおい、話全然変わっちゃってんじゃん。落とし所っていうか、落ちてねえよそれ。それに俺、昔CD出したことあるよ。そんなエサじゃ釣られねえぞ」「モルツのCMにも出られますよ」「いや、金じゃねえんだよ。シャレの通じない堅物って思われるのがイヤなんだよ」「じゃあ、漫画をちゃんと読んでみたら考えが変わった。やっぱり裁判は取り下げる、ってことでどうですか? そして映画には友情カメオ出演」「まあ、そんなところだろうな」「じゃそういうことでひとつ」「じゃ、みずほ銀行の口座の方に3本振り込んどいて」「はい、いつものところですね」

もちろんこの密談は吉祥寺のホルモンが美味い焼酎専門店で行われた。それにしても映画関係の宣伝はこういった仕込みの合戦場となりまくりなので、今後はいかに「宣伝くさくない宣伝」を目指すかということより、「バレバレのぶっとんだ仕込みでいかに笑いを取るか」の勝負になってくる。というかなってる。実際。ホラー映画に、撮影時には絶対いなかったはずの林家パー子さんの霊がなぜか写りこんでるとかそういうレベルになる。

参考:id:kowagari:20041126:1101437330