M:i:Ⅲ M:i:III M:i:3 ミッションインポッシブル3 を観たお

ハリウッド大作大好き! でお馴染みの俺がきました。機種依存文字を映画のタイトルに入れるんじゃねえよ的なバカギレを起こしつつまとまりなくデロデロと感想を垂れ流します。ネタバレはないと思う。

トム様ミッションインポッシブルは1が大好きなんです俺は。だってちゃんとスパイっぽくトリッキーなストーリーだから。そんで2になったら「いかにトム様をかっこよく撮れるか大会」が開催されてしまって、ハトは飛ぶわ、ロッククライミンブはするわで、もうスパイとかビタイチ関係ねえじゃんってなったので不満だったのですね。で、3はちゃんとスパイものっぽくトリッキーなストーリーが、雪崩のように怒涛の勢いで進みます。コレイイ。そんでアクションもド派手。実はアクションですごいのはCMにもなってる「橋の上でミサイル打ち込まれてトム様が吹っ飛んで車にドーン!」ってカットだけで、他はドアップとカメラ揺らしによる誤魔化しアクションがほとんどなんですけども、とにかく話のテンポが速すぎて、そこらへんが全く気にならない。なんかすげえすげえ言ってるうちにドンドン話が進むので、5秒前のこととか覚えていられない。

あと冒頭のシーンがすっげかっこいい。鬼のように緊張感のある始まり方をします。ここもドアップ。この監督はドアップが大好きらしい。そんでこの監督は『24』以上の大ヒットを飛ばした海外ドラマ『LOST』を作った人で、元々は映画の脚本、そんでテレビドラマの制作・監督・脚本、それから映画監督って渡り歩いてきた人らしい。『エイリアス』っていうドラマも面白いらしいのでチェックしようと思った。

あと今回は敵が鬼のように大物で強いんですけど、このデイヴィアンという敵役をやってるフィリップ・シーモア・ホフマンさんは顔がコミカルで、逆にそれが怖いって感じがした。これはスパイダーマン2のドック・オクにも通じるアレで、やっぱ敵は太った中年男が一番怖い。

フィリップ・シーモア・ホフマンさんあとトム様は今年もう44歳で、そろそろアクション系はつらくなってくるはずなので、今のうちにどんどんやってもらいたい。今回驚いたのは主な出演者のほとんどがトム様より年下で、かろうじて年上のローレンス・フィッシュバーンさん(モーフィアス)がトム様の1コ上、ルーサー役の黒人俳優ヴィング・レイムスさんもトム様の3コ上っていう。マスグレイブ役のビリー・クラダップさんなんて、トム様の上司役なのに6コ下ですよ。トム様が18歳でがんがんコマしてたときに、まだ小学生ですよ。ヤキソバパン買ってこいですよ。おまえの金で、ですよ。釣りは返せよ、ですよ。あと敵役のフィリップ・シーモア・ホフマンさんも5コ下! すっげ年上に見えるのに! トム様は童顔だなあと思った。さすがに顔の筋肉が衰えててちょっとたるみが見えますけどね。

ラストだけちょっと不満が残るのですけども、全体として超面白かった。最初っから最後まで、あますところなく全て不可能事の連続。夜中0時過ぎの回を観たんですけど、いつもなら開始数分で「もう食べられないよ〜」などの意味不明の言葉を発しておねんねの俺が、ビタイチ眠くならずに最後まで観られただけですごい。いちおう1と2観てから観たほうがいいかもしんないです。あと思ったのはゼーン役のマギー・Qさんがキレイってことと、こういう映画を「おもすれー」って素直に楽しめる俺は幸せだなってことです。