俺誰

逆リンク!
http://www.suzaku-s.net/2007/03/hatena.html
http://d.hatena.ne.jp/Another-Piece/20070310/p1

全然話の流れを無視しますけども、俺も自己評価はやっぱりテキストサイトの人で、だけど誰もテキストサイト時代の俺を知らないのでいつのまにかはてなの人になってて、今やそれすらも忘れ去られて、大多数にとって「誰おまえ」っていう状態なんだと思った。割とそういう状態は心地よかったりしますけども、やっぱり自己同一性を完全に無視された状態で個別エントリにさまざまな感想がつくと、「んー」ってなったりもします。たとえば、手前味噌な話で申し訳ないですけども、「はてなの本」の巻頭に寄稿させてもらった、黎明期のはてなに対する期待を込めた文章とか、そういったことはブクマ勢の人たちはまるで知らないわけで、「バラエティー番組で好きなアイドルの私生活ネタを聞いて、軽くショックを受けて心が離れ始めたファンのように見えます」とかさらっと書かれてしまう。俺としてはそんなに軽いノリでもないのだけど、それは「書き手のアイデンティティを考慮しない個別エントリ至上主義」のブクマ勢には知り得ないことであり、仕方のないことではあります。なので、ブクマ勢のコメントが俺の心に響いてくるということも少ない。

なんか何度も何度も同じをことを言葉を換え、繰り返し言ってるような気がしていて、自分自身しつこすぎるなって感じもするし、アンテナやRSSで追ってくれている人たちにとっては「こいつまた同じこと言ってやがる」と耄碌じじいを見るような感じになっていることでしょうが、でも一期一会のブクマ勢にとっては「3年ROMってから書けよw そんな意見今更すぎ」と遅れてきたじじいを見るような感じになっている。どっちにしてもじじいであり、それは間違いのないところなので、じじいはじじいらしくエアガム噛んで、これからもうろんな昔話を語り続けるしかないな、と思った。