豪雨と車のトラブルの果てにあれを見た(日常日記)

アッララララーイ! 日常じゃねえよ! 今日車運転してたんスよ。今日っていうか毎日運転してるんですけども。そんで、ぶんげえ(すんげえの最上級)雨降ってたじゃないですか。仕事柄どうしても傘がさせないので、車から得意先までの間でずぶ濡れになるっていう、軽いいじめデイだったじゃないですか。そこまでは許せるんですけど、パンクした。車が。車がっていうか、タイヤが。生涯初。みんなアレ? 「ああ、はいはいパンクね。年に2回はしてるから慣れたもんだけどね」とかそんな感じ? そんな感じかしら? 俺は生涯初です。しかも雨。超路面怖い状態。そしてずぶ濡れ。革靴の中まで雨がしみこんで、なんかもう「いいや、どうでも」みたいな、このままあたしなんか汚れてしまえばいいのよみたいな。そんな自暴自棄な気持ちの上にパンクしました。あと軽い補足情報としましては、俺の車、明日廃車予定です。いやこれはパンクとか関係なしに、車を変えるので明日廃車にするってのはもう数週間前から決まってたんですけどね。なんかこう、車の怨念みたいなものを感じるよね。ただでは死なんぞ、おまえも道連れにしてくれるわっ、くわっ、みたいな。ゴゴゴゴゴゴゴゴゴみたいな。どうせ明日廃車になるんだから、もういまさらタイヤ交換とか超うざい。でも気合いで走ることも出来なかったので、仕方ないからそこらのガソリンスタンドまでなんとか騙し騙し運転して、そんでスペアタイヤにしてもらいました。だってジャッキとか持ってねえもんよ。この糞雨の中で自力で交換とかやってらんねえもの。でも自分でやるみたいな感じで「なんだこのスペアまるぼうずだよ」とか小声でごにょごにょ言ってみました。次元気取りで。もう何から何までやってらんねえ状態だったのですけども、最終的にガソリンスタンドでタイヤ交換してくれた人が20代前半の女性で、すごいちっちゃくて可愛らしい感じの人なのに「男なんていらないっス。今は車が恋人っス」みたいなてきぱきとした仕事ぶりで、ものの数分で交換してくれて、新垣結衣さんみたいなはじける笑顔で、手についた機械油が顔にくっつかないように手首のあたりの作業着でおでこの汗をぬぐいながら「お待たせしましたっ☆」って、言ってくれて、神の存在を感じた。神はいます。