なんつーか恐ろしく需要の限られたTipsですけどもね、こういうの、書いておくと必ず誰かの役に立つので書いておきますよ。SoftCamはなんか使いづらいしかっこわるいし。
9月5日にGPUの設定関連について書き直しました
まずManyCam＋Ustreamで「今遊んでるPCゲーの映像をリアルタイムで配信(スクリーンキャスト)する方法」については「ManyCam - UstreamまとめWiki」あたりを読んでください。Ustreamのアカウントをとって、ManyCamをインストールすればもう一瞬で出来ます。アホほど簡単です。
で、ManyCamというソフトカメラはデスクトップのフルスクリーン状態しか撮影できない仕様になっていまして、ウィンドウモードで起動したゲーム画面だけを配信するとかはできません。さらに、俺のPCは最大解像度1920*1200なんですけど、1280*1024のフルスクリーンを配信したい、というときにちょっと困るんですね。普通にやるとピクチャーインピクチャー状態になってしまって、1280*1024だけをフルスクリーンで配信できないんです。デスクトップの壁紙とか余計なものが映っちゃう。これを上手くやる方法を発見しましたので書いておきます。
- デスクトップを右クリして、画面のプロパティ→設定→画面の解像度を、これから遊ぶゲームの解像度に予め合わせておく(例：1280*1024)
- Windowsを再起動する。低解像度でつらいけど我慢する。
- UstreamのMyShowsから、GoLiveで配信を開始する。AdvancedSettingsのVideoSettingsで、使うカメラをManyCamにしておく。(ついでに言っておくと、AudioSettingはボリュームを30以下にしてReduceEchoにチェックを入れておくと変なエコーがかからなくて吉)
- ゲームを起動し、デスクトップの解像度(1280*1024)にゲームの解像度を合わせてプレイする。
キモはとにかくデスクトップの解像度を切り替えたらいったん再起動すること。これでピクチャーインピクチャー状態にならず、フルスクリーンで配信できます。
さらに副次的な設定として、デスクトップの解像度を変える前に、GPUのスケーリング(低解像度をどのように拡大して表示するか)を設定しておくとゲームがやりやすい。どの設定を選んでもUstream側では問題なく全画面として配信できるので、以下は「Ustream配信映像」ではなく、「自分がゲームをやってる画面」の問題です。
- Use NVIDIA scaling(NVIDIAスケーリングの使用)
- Use NVIDIA scaling with fixed-aspect ratio(固定された縦横比のNVIDIAスケーリングを使用する)
- Use my display's buit-in scaling(ディスプレイに内蔵されているスケーリングを使用する)
- モニタ依存なのでどちらに転ぶかわかりません。好みのスケーリングが内蔵されている場合、GPUのスケーリングを使うより、こちらを使った方が負荷が低く抑えられるかもしれません。
- Do not scale(スケールしない)
- 解像度を低くすると全画面に拡大しなくなります。超低解像度にしてしまうとモニタの真ん中に小さく表示されてしまうので、非常にゲームがやりづらく、オススメできません。ただしUstream上ではちゃんと大きく表示されます。
また、当然ながら16:9や16:10のワイド解像度(例：1680*1050など)でゲームをやると、強制的にUstream側でアスペクト比4:3で表示されてしまうので、配信映像では横が詰まってキャラが痩せて細長く見えるようになります。
最大解像度で遊ぶとフレームレートが落ちますし、そもそもUstreamの画面は320*240くらいしかないからでかい解像度でやる必要はないです。また、アンチエイリアスや異方性フィルタリングもUstreamの大きさではどうせわからないので全部切っておくとさらに快適にゲームができます。以上。
