新興住宅地

今日、とある新興住宅地に行っていたのだが、その地区では道行く人が全員血統書つきとみられるお犬様をお連れになっていて、『世にも奇妙な』気分が味わえた。まるで舞台の書割のように画一的な、それでいて金はふんだんにつぎこんでいそうな真新しい家々が並び、もしも自分がここに住んだら、毎日こいつらと顔を合わせてそれぞれの家の自慢大会と貶し大会につきあわなくてはいけないのだと思ってゲンナリしたのだが、100%そこに住むことはないのでまた無駄にゲンナリしてしまったという話。