中田さん

中田英寿さんが東鳩の役員に就任して、思惑通り東鳩側に広告効果は出ているのだが、中田さんが「所属する事務所から定期的にダンボールに詰めたお菓子をイタリアに届けているほどのお菓子好き」という事実が発覚して、中田さんのイメージ戦略的にはどうなんだろうと思った。俺が放送作家だとして、ネタとして「中田さんは意外にも○○が好き」という文章を考えるとしたら、真っ先に○○に入れる文字は「お」だ。つまり「中田さんはビールが好き」だとネタにも何もならないが、「中田さんはおビールが好き」とすると途端にある種の脱力感が漂う。ここがポイントなわけで、お菓子という言葉はデフォルトで「お」がくっついているために脱力感が不可避なので、これからかっこいいイメージで売ろうとしている人は「お」に気をつけたほうがいいよ。

ほんわかイメージを演出する「お」言葉

  • お金
  • お寿司
  • おまんじゅう
  • お水

あと美容業界では結構有名な話なのだが、中田さんは行きつけの青山原宿あたりの美容室があって、大事な試合の前にはいつもそこの美容師さんをわざわざ自費で(!)イタリアまで呼び寄せてカットやカラーを行っていて「お取り寄せ」の究極形というか変な人!