トリビアの泉

旅行中に録画しておいた番組を今見まくっていて『トリビアの泉』で気になる事があった。「パプアニューギニアのパプアとはちぢれっ毛のことである」というトリビアで、ヨーロッパの人が初めてこの国に来たときの印象がそのまま国名になってるという無茶な話。ニューギニアはもっとひどくて、「アフリカのギニアに似てる人が多いなあ」ということで新しいギニアの意味でニューギニアになったそうなんだが、自分の国の名前を他所の人間に勝手に決められるというのは一体どうなんだって感じで、下手すれば日本は「出っ歯」とか「細目」とかいう意味の外国語をもじった国名にされていたかもしれないわけで、それだけでヨーロッパの人間は皆殺しにされても文句は言えないと思った。あと同じ語源なのに、中国のことを日本人が「シナ」というと差別になって、アメリカ人が「チャイナ」というと差別にならないのがちょっと不思議。