西部警察

なんか石原プロの公式BBSで、日頃の鬱憤を晴らしてるとしか俺には思えない人たちがものすごい勢いで書き込みしていて、ネット時代になってから「社会的制裁」というものはとんでもなく苛烈になってますねえ。野生動物を扱う番組で弱った個体がターゲットになるというシーンがよくあって、記憶に残ってるのは猛禽類の赤ちゃん3匹のうち1匹の成長が遅れていて、強い2匹にいじめられたりして、餌がクチバシに挟まって動けなくなり、親が助けるのかと思ったらいきなりクチバシでその子を解体して強い2匹に食わせ始めたシーン。下手を打つと死に直結という怖さ。あと警察官僚の出世を絡めた刑事モノによくあるのが、何か1つでも失敗をおかすと、それだけで出世の道が閉ざされるという消去法的出世レース。もぐらたたきみたいに潰されても復活するんじゃなくて、たった1度の失敗で全部終わりという怖さ。なんだかそういうものを思い起こさせられて、世の中はそういう失敗を自分も起こすんじゃないかという過剰なストレスに晒されているのかもしれないなあと思った。そのストレスが苛烈さを生んでいるんだ。というとっても社会分析的で的外れな事を格好よく言えました俺が。