紳助さん

行列のできる法律相談所』で島田紳助さんのエピソードをやっていた。進学を考えていたときに島田洋七さんの漫才を見て「俺と全く同じ感性だ」と思い即弟子入り。芸を盗もうと常に洋七さんにくっついて下積み時代を送る。東京で200人の 観客を集めたイベント 芸能人を集めたクイズ番組で紳助さんが司会をやることになった。イベント 番組収録が終わり、家に帰ると洋七さんから電話が入った。「おめでとう。大阪の芸人で200人の司会やったのおまえが初めてや

ここまで紳助さんが話したところで山田邦子さんが「嬉しかったでしょう」と紳助さんに話しかけ、俺は紳助さんレベルの人が200人の司会ぐらいでそんな嬉しがるものなの? と思ったのだけど、紳助さんが素で目をうるうるさせ始めて驚いた。山田さんももらい泣きしていた。ひょうきん族時代、芸人さんたちは皆仲良いところもあったけど実際は芸で戦っていた敵同士で、たけしさんが仲間内で初めてロレックスを買ったのを悔しい思いで見たりしていたのだそうだ。紳助さんと山田さんはそういう意味で貧乏を共にした戦友でもあり敵でもあったという話で、出演者で泣いていたのは紳助さんと山田さんだけで他の人が呆気にとられていたのが印象的。昔の貧乏時代を思い出して泣くというのはちょっとイイ話なのだけど、今超金持ちだからプラマイゼロです。騙されないぞという話。