多分相当に不器用な人なのだろうなと思っていたのだけど、『食わず嫌い』での高見盛さん(本名 加藤精彦(かとうせいけん)さん)を見て、もうそういう次元を超越した存在だということがわかった。全てのコメントがド直球。全ての社交辞令＆冗談にマジレス。とてつもなくピュアな人だと思った。対戦相手はダウナー前頭筆頭の吉岡美穂さんだったのだけど、あの吉岡さんですらものすごく洗練された知性派に見えるくらいで、日本にもまだこんなピュア人がいるのかと驚きました。
あと高見盛さんのピュア度を上げているのは「き」と「ち」と「し」の発音が似通ってしまう点にあって、具体的にはそれらを発音するときに普通は舌先をどこにも付けずに前歯の中心から息を抜くのだけど、どうも舌先を上顎にくっつけたまま奥歯の横から抜いているようで、たとえば「ティッシュペーパー」は「キッシュペーパー」と言っているように聞こえてしまう。この喋り方をしている人は意外に多くて、所謂「舌っ足らず」の一種。
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