このミスどんだけ読んだかにゃリスト

http://d.hatena.ne.jp/kotoko/20031214#1071409525

便乗です。読了本だけをリストアップ。ことこさんのリストと年度がズレてるけど、これは『このミステリーがすごい(以下このミス)』が途中で年度の扱いを変えた(発行年の翌年度の数字を書名にした)ために90年度版が存在してないことが原因。このミスの書名になってる年度をそのまま採用した。

2004
読了本ゼロ

2003

  1. 半落ち 横山秀夫

2002

  1. 模倣犯 宮部みゆき

2001
読了本ゼロ

2000

  1. 亡国のイージス 福井晴敏
  2. バトル・ロワイヤル 高見広春

1999

  1. レディ・ジョーカー 高村薫
  2. 理由 宮部みゆき
  3. 天使の囀り 貴志祐介
  4. 邪馬台国はどこですか? 鯨統一郎
  5. 秘密 東野圭吾

1998

  1. OUT 桐野夏生
  2. 黒い家 貴志祐介
  3. 死の泉 皆川博子
  4. 絡新婦の理 京極夏彦
  5. 鎮魂歌 − 不夜城2 馳星周
  6. 神々の山嶺 夢枕獏
  7. 嗤う伊右衛門 京極夏彦
  8. 逃亡 帚木蓬生
  9. 氷舞 − 新宿鮫4 大沢在昌

1997

  1. 不夜城 馳星周
  2. 奪取 真保裕一
  3. 海は涸いていた 白川道
  4. 蒼穹の昴 浅田次郎
  5. 鉄鼠の檻 京極夏彦
  6. 家族狩り 天童荒太
  7. 雪蛍 大沢在昌
  8. 人格転移の殺人 西澤保彦

1996

  1. ホワイトアウト 真保裕一
  2. 鋼鉄の騎士 藤田宜永
  3. 魍魎の匣 京極夏彦
  4. さらば長き眠り 原りょう
  5. テロリストのパラソル 藤原伊織
  6. スキップ 北村薫
  7. ソリトンの悪魔 梅原克文
  8. 狂骨の夢 京極夏彦
  9. パラサイト・イヴ 瀬名英明
  10. 天使の牙 大沢在昌

1995

  1. ミステリーズ 山口雅也
  2. ストックホルムの密使 佐々木譲
  3. 照柿 高村薫
  4. 笑う山崎 花村萬月
  5. 猟犬探偵 稲見一良
  6. 男は旗 稲見一良
  7. プリズンホテル 秋 浅田次郎
  8. 姑獲鳥の夏 京極夏彦
  9. 流星たちの宴 白川道
  10. 二の悲劇 法月綸太郎

1994

  1. マークスの山 高村薫
  2. キッド・ピストルズの妄想 山口雅也
  3. セント・メリーのリボン 稲見一良
  4. B.D.T − 掟の町 大沢在昌
  5. ガダラの豚 中島らも
  6. 魔法飛行 加納朋子
  7. 冬のオペラ 北村薫
  8. 震源 真保裕一

1993

  1. 砂のクロニクル 船戸与一
  2. 火車 宮部みゆき
  3. ブルース 花村萬月
  4. リヴィエラを撃て 高村薫
  5. 双頭の悪魔 有栖川有栖
  6. ダレカガナカニイル…… 井上夢人
  7. キッド・ピストルズの冒涜 山口雅也
  8. 三たびの海峡 帚木蓬生
  9. わが手に拳銃を 高村薫

1992

  1. 行きずりの街 志水辰夫
  2. 毒猿 − 新宿鮫2 大沢在昌
  3. ダック・コール 稲見一良
  4. 龍は眠る 宮部みゆき
  5. ぼくのミステリな日常 若竹七海
  6. 神の火 高村薫
  7. 黄金を抱いて翔べ 高村薫
  8. ウロボロス偽書 竹本健治

1991

  1. 新宿鮫 大沢在昌
  2. 夜の蝉 北村薫
  3. 炎 流れる彼方 船戸与一
  4. 遥かなり神々の座 谷甲州
  5. 天使たちの探偵 原りょう
  6. 帰りなん、いざ 志水辰夫
  7. 霧越邸殺人事件 綾辻行人
  8. 魔術はささやく 宮部みゆき

1989

  1. 私が殺した少女 原りょう
  2. 空飛ぶ馬 北村薫
  3. 奇想、天を動かす 島田荘司
  4. エトロフ発緊急電 佐々木譲
  5. クラインの壺 岡嶋二人
  6. 深夜ふたたび 志水辰夫
  7. 生ける屍の死 山口雅也
  8. 影武者徳川家康 隆慶一郎
  9. 倒錯のロンド 折原一

1988

  1. 伝説なき地 船戸与一
  2. そして夜は甦る 原りょう
  3. ベルリン飛行指令 佐々木譲
  4. 異邦の騎士 島田荘司
  5. そして扉が閉ざされた 岡嶋二人
  6. 迷路館の殺人 綾辻行人
  7. 密閉教室 法月綸太郎
  8. さまよえる脳髄 逢坂剛

全部で96冊。結構読んでた。88年から99年まではベスト20までのほとんどをその本の発売時に読んでいて、『このミス』は「今年読んだ本のうちどれだけがランクインするだろうか」という確認のためのものだったのだけど、99年以降ぱったりと本を読まなくなって、「このミス1位くらいはせめて読んでおきたいな」という本選びのためのものになってしまった。99年以降本を読まなくなった(理由は違うかもしれないけどid:bmpさんも同様の事を言ってる)原因はひとえにPCを買ってネットにハマったせいで、それまでは週に1回は必ず神保町の三省堂本店に新刊本を探しに行っていたのに家から一歩も出なくなってしまった。このネットめ! で、最近こんな自分に危機感を感じたのでまた本を読む子になろうと決意してとりあえず『黒冷水』を読んでみた。17歳が書いたとは思えない文章と17歳が書いたとしか思えないストーリーが素晴らしくてリハビリに最適でした。この史上最年少17歳にして文芸賞を受賞した羽田圭介さんはコサキンリスナーだということも親近感が沸いたことのひとつ。さーこれから失われた5年間を取り戻すぞ。と。