畜生どもに静かにつっこむコーナー

上野公園とか代々木公園みたいなでけえ公園にはもれなく鳩の大群がセットでついている、というのは賢明な諸君らの知るところであるわけですけども、あれは非常に気持ち悪いというか見れば見るほど不気味で、あの不自然な首の動きとかあの不自然なヌメリ感漂う羽の色(特に首のあたり)とかこの世のものとは思えない。そういえば羽の色で思い出したのだけど、神秘的なブルーの羽で有名なモルフォ蝶というのがいて、あの羽は実はブルーじゃなくて茶色で、じゃあなんで綺麗なブルーに見えるの?というと、あれは羽の極小の繊維が織り重なってその角度とか密度とか間に含まれる空気の層とかによって光が屈折して青く見えるのだという(構造発色)。既に帝人というメーカーがこの仕組みを技術化して塗料に応用していて(モルフォテックス)、車の塗装や洋服なんかで「光の当たり方とか見る角度によって色が変化する深みのある色合い」が出てきてる。もしかしたら鳩のあのヌメリ感のあるキモい青緑色の羽もその技術を応用しているハイテク製品なのかもしれませんね。そうですねー。そしてまた鳩の大群の話に戻るのですけども、地上で鳩が群がっている所に突進していって蹴散らすというか逃げ惑う様を見て楽しむ遊びがありますわな。主に就学前の幼児がやる遊び。あれを、健康そうなウェルシュコーギーが、トップブリーダーに育成されたと思われる名犬チックなウェルシュコーギーが、公園で楽しそうにやっていて驚きました。明らかに狩りの代替行動としてではなく、蹴散らしてはばたく様を見て純粋に娯楽として楽しんでました。犬が。わーい無力な鳥どもめ、逃げ惑え泣き叫べ震えて眠れ。といった感じで。
おまえも無力なケダモノちゃうんかい、と、つっこんでおきました。