異質な商品への期待

http://d.hatena.ne.jp/takanabe/20040114

上記記事とは直接関係ないのですけども、『ファミコンミニ』の値段の高さにちょっと驚いていて、でも大きな流れとしてはとても歓迎できる話で、俺としては任天堂にもうちょっとなんというかコンプリートな路線を考えてほしいと思った。以前冷麺で書いたことはコンプリートされていることが価値を飛躍的にアップさせると俺は考えている。たかなべさんの予想する「異質な商品」がこの予想通りの形で現れたとき、ファミコンミニのような「名作の廉価版再販」にとどまるようなら先は見えてる。しかしそこでとどまらずに、仮にファミコン1240本フルコンプリートが可能なハードが現れたとしたら、ポケモンのようにそれぞれのソフトが見える形で自分のハードに蓄積されていくというコレクター魂を揺さぶる要素があったとしたら。1本100円でもフルコンプリートには12万4千円(むしろ100円がジャストな気がしてきた)。大の大人がゲームに12万円を突っ込むという事態が容易に想像できる。起死回生の一手だ。そういう意味ではファミコンミニは志の低い商品。俺の中では。