イノセンス報告2

先日書いた「このイベントはオタ指数がどれくらいになるのか」という問題なのですけども、やはり鈴木さんの陰謀(?)どおり、見るからにオタク、といった風情の人たちは少数派だったように思った。「どっちかっつーと、ちょっとおとなしいタイプ?」という感じのメガネ君(俺含む)は普通にたくさんいたのですけど、まず彼女連れが異常に多い。あと服装がみんな小綺麗。一人一人尋問すれば恐らく隠し切れないオタ属性を滲ませる人がたくさんいたに違いないのだけど、パッと見た感じで即オタ認定、という感じの人は多分2割切ってた。

最も目立っていたのは「笑い男のスクリーンセイバー(?)をノートパソコンで表示し続けて、それを目印に集まっていた人たち」と、「押井守メーリングリストと書かれた画用紙を高く掲げて集まっていた人たち」の2組で、それぞれ5〜6人づついて(全員男)、さすがに集団になられると「ああ、このシトたちは割と気にせず、というかむしろ積極的にオタ属性を前面に押し出してるのだな」と思った。

でも驚いたのはトークショーが始まった時で、「糸井さん×鈴木さん」のトークショーの倍の人数が「押井さん×川井さん」の方に集まっていて、まあ仮にも今上映した映画の監督のトークショーなのだから人数集まるのは当然なのかもしれないのですけども、「いかにもオタ」という感じの人が少ない中であっても押井さんリスペクトな人は意外に多いのだなと思った。あとついでに言うと文化祭会場内で最もオタ指数が高いベストオブオタなビジュアルだった人は間違いなく押井さん。それがむしろ逆張りでかっこよかった。押井さんはやっぱり天才ジュゴンでした。