小二ブームをCMで検証

CMは時代を映す鏡である。らしい。そして今俺の中だけでなく世間的に空前の小二ブームであることをCMが如実に語る。と思う。

ある時期確実に中二時代というのが来ていて、これは「坊主頭」「性徴期で男なのにおっぱいが膨らんで痛い」「学生服が常につんつるてん」「性欲を具現化してると思われるニキビ」「すべすべお肌に産毛ヒゲのアンバランス」「何を着ても確実に似合わない」などの中二が持つ数々の痛々しさを愛でるという、いわばキモ可愛い視点での中二愛だったわけです。

中二が最大のピークを迎えたのは生茶パンダのCMで、松嶋菜々子さんにいじられる坊主に注目が集まった(俺の中で)。そして今小二なんですけど、小二CMとしてはエステー化学の『消臭ポット』がまず先陣を切り、小二の持つ巨大なパワーを世間に知らしめました。この一発で終わるかと思いきや、第二弾として長嶋一茂さんの納豆のCMでまた小二(本当に小二かどうかは知らないけども一般概念としてアレは小二です)が素敵なダンスをやっています。

小二が持つ「全て無駄に消費される無尽蔵のパワー」「しつこさ」「蒙古斑」「何を考えてるかわからない、というか多分脊髄反射で動いてる」という特質に今注目が集まってると思う(俺の中で)。三村さんのつっこみにも「小二かよ!」が欠かせない時代がやってきてる。

なのでどんどん積極的に小二をフィーチャリングしていく方向がいい。具体的には虫とかにどんどん興味を持ったほうがいい。あとコロコロ買ったほうがいい。