俺内DQN文化の歴史

ゆらぁ〜(武丸


これの元ネタがわからない人は手を挙げてください。

武丸さん過日、某所でこんなアンケートをとったところ、驚異的な高確率で皆さん元ネタを知らないということが判明して俺は驚いた。たとえば会話中に何か頭にくるようなことを言われた場合、わざと声に出して「カチーン」などと普通の人は言うわけですけども、俺の場合は声に出して「ゆらぁ〜」と言うわけです。そんなもん元ネタわからなかったら俺が怒ってるということが相手にわからないので困る超困る。

そして皆さん『特攻の拓』が日本のDQNの歴史にどれだけ影響を与えたかを正当に評価してないと思った。

1970年代に猛威をふるった正統DQNは、80年代に入ってチーマー文化によってすっかり骨抜きにされていたわけですよ。というか地方にのみ、その棲息を確認するということになった。やってることはあまり変わらないのだけど、見た目は確実にオシャレナイズドされていった。で、人間というのは見た目が変わると中身まで変わってしまうわけで、日本の伝統的ヤンキー文化はこのままアメリカンなギャング文化に、取って代わられてしまうのかと心配されていたわけです。主に俺に。

そして91年に連載開始された『疾風伝説 特攻の拓』によって、というか武丸さんの髪型一発で、この大きなパラダイムシフトは再び元の状態にひっくり返された。渋谷でどんだけ”チーマー”が調子こいてンかしんねえけどォ……、やっぱ俺らは特攻服じゃね?的な流れが生まれたんですマジで。都市部の骨抜きヤンキーはこれによってバンソンの革ジャンを捨て、「マサの元気ファッション!」に回帰していったんです。武丸さんすごい♪

あとマサの元気ファッションさんの掲示板では「\(^o^)/」とか普通に書かれてるのでマジ侮れない。