音楽への憧憬とゲームのこと

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最初っから最後まで何を言ってるのか俺にはビタ一文わからないというものすごい有様(俺が)なのですけども、こうやって音楽シーンとか、あるいは映画とかを語る人がかなり好きで、わからないなりに熱心に読む。そしていつも思うんです。これ、ゲームでやりたいなと。ゲームの話をこんな風に斜めに語ったり、熱く語りたい。でもゲームシーン(シーンって言いたかったの! プーッ!)がない。

音楽や映画と比べたらはなっからパイが小さくて話にならないっていうことはありますけども、それを抜きにしても、ゲーム語るやつらには俺も含めて大局観がない。作るやつらにもあんまりない。生れ落ちてたかだか30年にも満たないゲームにそれを求めるのは酷なのかもしれないですけども、もうっちょっとねえ? そんで今きっちりゲームのこれからも含めて大局的に語れる人って宮本茂さん(実作者じゃん)くらいしか思いつかなくて、元ゲームキッズたちは神の預言を聞くように宮本さんの言葉に耳を傾けてる。そしたらここに強烈なカウンターが欲しいわけじゃないですか(知らねえよ)。神の子宮本を食らい尽くし、ゲームキッズたちに「宮本は死んだ」とまで言わしめる強烈なカウンターが。あと何年待ったらゲームにおけるパンクが生まれ、HIPHOPが生まれ、渋谷系が生まれるんですか。そしたら「○○年代の僕らは」「○○系が」って語れるのかしら。

その時代に10代20代を過ごすであろう、まだ見ぬ世代に心底嫉妬するっていうか、俺はあと何年コントローラを握れるんだ。