人工知能

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ブックマークでの注目度がハンパじゃないので、もうやったという人も多いでしょうが、「人工知能があなたの考えたモノ・コトをずばり当てる」というヤツ。やってない人はガンガンやってください。俺は5回ほどやって5回とも20問以内で当てられた。すごい。というか若干気持ち悪い。考えを読み取られないように思わず頭にアルミホイルを巻こうかっていう勢いで気持ち悪い。

これをやってると、「ああ、俺にとってのゲームってこういうことなのだな」と思う。これはシステムを考えた人との知恵比べができるわけですよね。設定されている基本ルールは「質問に誠実に答えること」「20問以内に当てられたら自分が負け」。これだけ。そこに新たに自分ルールを設定してあげて、「最も少ない質問で当てさせる言葉を考えた人が勝ち」とか、「鉱物縛りで最も多く質問をさせた人が勝ち」とかいろんな遊びができる。で、常に闘っているのは実は一緒に遊ぶ友人たちじゃなくて、このシステムを考えた人なわけです。ベーマガ時代の古臭い言い方をすれば、アルゴリズムとの闘い。自分語りになりますけども、俺がもっともゲームに感じる魅力というのはこのアルゴリズムとの闘いなのだと思った。対戦格闘ゲームをやっていても、対戦相手を負かすことより、システムの穴を突いたり、最強コンボを発見するとかそっち方面に燃えてしまう。で、そっちが上手くいけば、対戦相手には負けても別にどうでもいいやっていう。

そういう遊び方がすっかり身についてしまっているので、nintendogsなんかをやっていても効率よくアイテムを集める方法とか、そんなことばっかりで、全然犬を愛でるという方面に向かわない。もうちょっと気楽に楽しめるようにならないと、育てゲーは出来ないな、と思った。(どうぶつの森とかもすぐ飽きた人)。

追記

この人口知能の辞書にない単語を思い浮かべても、それは全然システムに勝った事にならない。ですよ。あと生き物関係の少ない質問数での正解率がすごすぎる。15問くらいで「うわああ追い詰められてる!」って感じがビシビシ来ます。あと「宇宙人」を思い浮かべたらほとんどの質問に「わからない」と答えるしかないので先に進まなかった。オモチロイ!