管理社会萌え

絶対本当にあったらイヤなのだけどファンタジーとしての管理社会が大好きで、たとえば体制側のツンデレ女刑務官みたいなやつが、真っ白な拘束衣を着せられて骨の髄まで管理されまくりの俺に「おまえは実は人工的に造られた人間なんだよ」とか囁いてきて「そんなはずはない! 俺には両親の記憶もある!」とか反抗して、「その記憶が本当におまえのものだということを証明できるの?」とか言われて、「はっ」として、厳重なセキュリティが施されていて真っ白で清潔な巨大収容施設から逃げ出すのね。そして外の情報センターでツンデレ女刑務官も実は人造人間であることに気づいて、危険を冒してわざわざ施設に戻って、処分寸前だったツンデレ女刑務官を救出して、排水溝から脱出。そんで外はスラムで超汚くて酸性雨が降り注ぐ荒涼たる荒地なんだけど、つかの間の自由を謳歌して汚水の中で天に向かって「俺はやったぞ」的な何かを叫ぶのね。あー全く俺の引き出しには陳腐でありふれたものがいっぱいさ!