DVD『宇宙戦争』の日本語吹替に致命的ミス

DVD『宇宙戦争』が届いたので観てたんですけど、日本語吹替にひどいミスを発見した。トム・クルーズさん演じる主人公の名前はレイ・フェリアーというんですけど、車に乗ってるときに、別居してて反抗期気味の息子が自分のことを呼び捨てするのを怒るシーンがあるんですよ(チャプター10)。以下日本語吹替文字起こし。

ロビー:根性あるやつなら戻ってあいつらぶっ殺すよ。
レイ:そうかい。でもでっかい決断するときは俺がする。
ロビー:そんな時来んの? あんたに? 一生来ないんじゃない?
レイ:おいロビー、「あんた」って呼ぶのはやめろ。いいか、「パパ」とか、でなきゃ「ミスター・フェアリー」でもいい。ミスターってのも変だが、どれか選べ。

フェアリーて。妖精か。ミスター妖精か。意味違っちゃうにもほどがあるでしょうこれは。回収してちゃんとした吹替に直してほしい。これはひどい。ちなみに英語だとこう言ってます。

ロビー:If we had balls, We'd go back and find one of those things and kill it.
レイ:Right. Yeah, good. Why don't you just let me make the big decisions. OK?
ロビー:Which would be when? Never, Ray? Never's about your speed.
レイ:Enough of the "Ray" shit! All right? It's "Dad," "Sir," or if you want, "Mr.Ferrier." That sounds a little weird to me, but you decide.

反応。

2005年11月10日 brax 『[映画][英語]Tom , Rの発音具合でそう聞こえやすかったのかも。私は名前の読み方なんてどうでもいい。それより全体の意味』

どうでもよくないっつーの。他の部分では全部フェリアーって言ってるのに、一箇所だけフェアリーって言い間違えてるんだから。映画が台無しですよ。しかもトム・クルーズさんが間違ったんじゃなくて(そんな間違いしたら100%撮り直しされてる)、日本語吹き替えの声優(森川智之さん)が台本読み間違えて「フェアリー」って言っちゃったんだからRの発音もクソもない。バカかねチミは。名前の読み方がどうでもよかったらこの世に名前なんて要らないってことなんですよ。