成長記録

小中高と子供時代ずっと思っていたのは「食事がめんどくさい」で、人間が生きるに必要な全ての栄養素などが1日1粒のタブレットのみでまかなえるなら、食事なんかしてる時間はマジで他のことに使いたいというか顎を動かすのすらめんどくさいということで、実際ほとんど食事を摂っていなかった。もしかして俺はTVゲームから栄養を摂取することができる新生物なのでは? 的な。

そしてそんな俺も今では立派に「食事が出来る子」になり、食事の楽しさを享受できるようになり、どんどんぶくぶく太っておるわけなのですけども、あともうひとつ36年目にしてやっとたどり着いた境地がありまして、あ、つーか話さかのぼりますけど歯って磨くのめんどくさくない? 歯磨きがとにかくめんどくさくてめんどくさくて、虫歯なり放題の子で、でも世の中には全然歯磨きしないのに全く虫歯にならない子とかもいて(過去ログ宣伝厨)、そのことから世界の不平等というものを知ったわけなんですけども、36年目にして(ここで話が戻りました)歯磨きの快楽を知りました。快楽っつーか、なんかすっきりする。クチのなかがなんかねばねばしてうぜえという感覚を知り、歯磨きするとそれがすっきりするという感覚を知った。すごい。超発見。びっくりするくらい遅いけど。

あと俺は「肩こり」とか「蒸し暑い」を知ったのもつい最近なので、なんかだんだんと人間らしさを身につけてきたなと思った。これがいわゆる「あの人にも人間らしい一面があるのね」です。よくわかりませんが。