願望っていうか微妙なファンタジー

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自分自身を鑑みるに、俺は絶望が大好きで、いわば絶望願望(?)があるのだなあと思うわけですけど、これって本当の意味での願望とはもちろん違ってて、マジでリアルに絶望するとかイヤだわそれは。こう、ファンタジーとして楽しむっていうか、「絶対安全圏」から絶望を想像するのがいいんであって、実際には経験したくない。なので願望というのとは少しズレとるのかなと。同様に、男の「レイプされたい願望」ってのも、マジでレイプされたいっていう本当の意味での願望じゃなくて、絶対安全圏からの想像の中での願望、っていうことなのかなと思った。

そんでさらに突き詰めると、実はこのファンタジーは本当の意味での願望でもあるのだけど、強烈なタブーのせいで願望として顕在化することが出来ない状態で、だからファンタジーという脳検閲を回避する形で現れるんじゃないか、という考え方があるわけで、そしたらやっぱりふたなりとか足コキ好きな男はマジでレイプされたいのか。「いや、絶対違う、リアルでレイプされるとかマジ勘弁」という人の理性とかタブーとか脳検閲装置を全部取っ払ったら一体どうなってしまうのか、それはちょっと見てみたいものだな、と思った。