Crysis予約したお

crysis9月11日(よりによって9.11)に発売が決定した超絶FPS『Crysis』を予約注文しました。もちろんローカライズなんかされてるわけなくて、US版直輸入。ぶっちゃけた話、FPSってほとんどこれ以上進化のしようがない完成されたシステムであって、やれることと言ったら「グラフィックのブラッシュアップ」「物理エンジンのブラッシュアップ」「敵AIのブラッシュアップ」「レベルデザインの作り込み」くらいで、ゲームやらない人にとっては何のこっちゃって感じなんですけども、このCrysisはそのブラッシュアップの次元が違うと言われてる。「ついにゲームの表現はここまで来たかー」的な。面白さの本質的な部分では何も変わりゃあしないんですけどもね。

どんだけグラフィック等が進化してるかは動画見るのが手っ取り早い。

http://www.4gamer.net/DataContents/game/2764.html#movie

ここに巨大容量の動画がたくさんあります(オススメは直近2つの記事にアップされてる動画)。Crytek社の前作『FarCry』も相当にレベルの高いグラフィックで、特に3Dゲームが苦手としている植物の描画が異常にリアルだったんですけど、今回は以前にも増して植物がすげえ。もうわけわからんレベル。そんで、何よりびっくりしたのが「フィールド上に無数に生えてる樹木は全て破壊可能」ってこと。しかもどの木のどの部分を撃っても、ちゃんと弾の当たった場所から段々と削れていって、そこから折れて倒れるっつー。今までゲーム内の樹木って、壁とかと同じ扱いの、いわば書き割りだったわけでしょ? いくら撃ってもフェイクの弾痕が残るだけで、破壊できないってのが普通。ちょっと気の利いたやつだと破壊できたりもするけど、撃ってる場所とは無関係に通り一遍の壊れ方をしてたわけですよ。そこまでリアルに作り込んで一体どうする、それでゲームは面白くなるの? って気もしないでもないんですけど、やれることは全てやっていく、っていう、もうなんつーか3DCG技術見本市? の様相を呈してるのがPCのFPSなので、もうとことんやっちゃってくださいって感じです。少なくともPCゲーの世界ではそういう技術志向の方向性が存在しててくれないと、全体の底上げにつながらない。本物の影生成(動的PRT)とか、まだまだ解決してない3Dゲームのグラフィック問題は山ほどあるし。コンシューマが血反吐吐きながらやる必要はないと思いますけどもね。