メンランド レザーウォレット・ネイティブEAST

うはは、また大物買っちゃった。と言ってもここの財布はオーダー受けてから作り始めるという本気仕様の品なので、実際に手にはいるのはずっと先の2月中旬予定です。ボーナス後なのでなんとかなるだろう的な無茶な読みで買っちゃった。

今までずっとクロムハーツのウォレット使っていたのだけど、とにかく「札は折らなきゃ入らない」って部分がうざすぎて、使い勝手の面ではずーっと不満があったのです。で、10年以上使っていたのだけど、ついにステッチが崩壊し始めたので、新しい財布(ロングのバイカーズウォレット)を物色してて見つけたのがこの逸品。いやーー、これはカッコイイでしょう。かっこよすぎるよ。

バイカーウォレットで有名なところだと「レッドムーン」とか「黒羽」とか「FUNNY」とか「KC's」あたりがあるのだけど、この世界、逆にそういう名の通ったところよりも、個人工房みたいなところに魅力的な逸品が揃ってるってことが今回わかった。当たり前の話かもしらんけど。

俺の友人も別の個人工房でベルトやらなんやらいろいろ革製品オーダーして作ってもらってるのだけど、話を聞いたらそこの人はレッドムーンとか黒羽とかの職人を育てた人で、原宿のgoro'sの高橋吾郎さんやネイティブスピリットの正木大さん、青山のバー「HOWL」のデニーさんという錚々たるメンバーと一緒にハーレーに乗ってアメリカを旅していた人なんだそうな。すごすぎる。日本におけるネイティブアメリカン文化の伝道者というか先駆者ばっかじゃないですか。ぶっちゃけた話、俺はネイティブアメリカンの精神とかそこらへんについては全く無学であり、そんなすごい人たちの作るモノに触れるにはまだまだ修行が足りないので、オーダーなんておこがましくて無理。もうちょっと大人になったらお願いしたい。

で、このメンランドの鈴木さんという方は独学でレザークラフトを学ばれた人で、サイトを見てると本当顧客のことを考えたモノ作りをしているところがひしひしと伝わってくる。そこにガツーンとやられました。

細かいカスタマイズにほとんど応じてくれるみたいなので、自分で仕様とか絵に描いてみた。外側と、内側と。でも描いた後で気付いたんだけど、内側はオリジナル仕様の方が使い勝手がいいんだよね。そりゃそうだわ。考え抜いて作られてるんだから。自分で今持ってる財布をケツポケから出したり入れたりしてみると、どう考えてもオリジナル仕様の方が理に適ってるんです。さすがだわ。だから結局内側の仕様書は無駄になっちゃった。3時間もかけて描いたのに 笑。

ここの財布の一番のポイントは、ストラップ部分が本体と一枚革ってところと、コンチョがシルバーのメディスンホイールってところですね。そんじょそこらのウォレットだと、ストラップは別の革を縫いつけてあるだけなんだけど、本体一体型ってところがすげえいい。コンチョのメディスンホイールはちゃんとネイティブの思想に則って、東から黄、白、黒、赤にしてみた。まあ配色的にはどうなんだろって感じですけども……。ちょっと派手派手しい気はするかな……。

出来上がるのが楽しみすぎる! そんで、この形がめちゃめちゃ気に入ったので、できれば次は同じ形でスティングレーの一枚革で作ってもらいたい。コンビ仕様ってあんま好きじゃないから、外側はあくまでもスティングレー1枚で作ってもらいたいです。。