ぱど大陸の発見

http://homepage3.nifty.com/kazano/200406b.html#14

文化人類学者が未開の地でフィールドワーク、の感がある、読冊日記さん6月14日からの一連の「ぱど厨」レポートが面白すぎるので、命令口調で申し訳ないですけど読め。

「リンクは自由」とかソレ系のネットリベラリスト(?)さん(俺含む)というのは俺の中では現時点のネットの最大派閥と認識されているのだけど、ぱど厨の小中学生の皆さんがそのままスライドしてネットに居座り続けたら、というか居座り続けるに違いないのだけど、無視できない人数になって、リベラリストぱど厨さんの間に横たわるこの巨大な溝は容易には埋まらないと思った。

俺も一時期着メロサイト運営をしていたことがあって、そこにおける携帯サイトのダウンロード文化(「お礼カキコ」の強要など)に口あんぐりだったことがあって、これはそれ以前のWarez文化などを引きずっていたパターンなのですけども、ぱど厨さんの間にある文化というのはネット特有のものではなくて、昔から連綿と続く小中学生文化そのものがネットというフィルターを通して発現したものだと思われる。

そしてこのネットフィルターは、通常であれば高校大学と進むにつれて社会的に成熟するであろう彼らの行動パターンを、未成熟なまま固定する「成長遅延装置」として働くのではないかという仮説を立ててみたのですけども、何の根拠もない印象による仮説で、検証するのにあと10年くらいは必要で、あとぶっちゃけ社会学者気取りをやってみたかっただけですいません。もしもこれが当たっているとすると、世界はこれから「大きな子供たち」に支配されることになる。な、なんだってー!