おれはおまえのパパじゃないけど保護者になる(予定)

覚悟を決めた

ネコをね、飼うことにしたんです。デュフ

 

2017年6月に引っ越した時にですね、ペット可物件を借りまして、いつでも飼えるっちゃあ飼える状態にはしておいたんですけど、なかなかね、そう簡単には踏ん切りがつかない。実家暮らしの時はずっとネコがいたけど、それって責任が家族の中で分散されてたわけで、命を預かるっていう心からの覚悟がやっぱ足りてなかったなーて。

 

で、つい最近、はてな黎明期から(2004年くらいだからもう15年来!)仲良くしてもらってる方が子猫を飼い始めたのを見て、もうなんだかいてもたってもいられなくなり、ついに覚悟を決めたっていう。このタイミングで飼わなかったら、もう次のタイミングっていうのは来ないんじゃないかみたいな、わりと切迫した気持ちになったのです。

 

ブリーダーさん選び

そっからはもう早い。即座に信頼に足るブリーダーさんを血眼になって探したところ、運良く車で一時間圏内にいらっしゃることがわかり、見学の申し込みをしました。

 

ちなみに実家でのネコ飼育歴は、およそ35年とかそれくらいで、チンチラが1匹、その後ソマリが3匹です。多頭飼いって感じじゃなく、最大でも2匹が同時にいた期間が少しあるという程度。

 

初めてチンチラが家に来たときから、ネコ図鑑とか貪るように読んでいて「ソマリ可愛いなあ。将来飼いたいなあ」と思い、それはおれと妹の共通の希望だったのですぐに叶ったんですけど、ソマリを飼い始めてからは「いつかはシンガプーラが飼いたい」という気持ちをずっと持ってました。およそ30年来の夢でした。

 

その! 夢が! ついに叶う!(多分)

 

シンガプーラご存じですか? ネコ好きの人は知ってるでしょうけど、わりとマイナーな猫種なので、知らない人もいるかもしれない。こんな感じです。

 

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ぐひー! きゃわ! その名の通りシンガポール原産で、世界最小の猫種と言われてます。個体によっては「言うほど小さくないよな……」って感じの子もいますけど、基本ちっさい。特にメスは。3kgに満たない子も多い。毛色はこのセピアアグーチ1色だけでバラエティはありません。

 

で、この辺ちょっと自分でもどうかなとは思うんですけど、「その猫種らしい容姿、性格」って、すごく大事と思ってます。いや、ネコは野良だろうが雑種だろうがどんなネコでも等しくかわいいですし、飼うにあたって選り好みをする必要はないような気もしますが、でも、じゃったら猫種というものがこの世にある意味がないわけですよね。それぞれに違った魅力があるからこそ、猫種というものがある。

 

なので、シンガプーラを飼うなら、シンガプーラのど真ん中、よりシンガプーラらしい顔つき、体つき、性格の子を飼ってみたいと思ってました。漠然とネコが飼いたい、ということではなく、明確に「シンガプーラが飼いたい!」という夢があったわけです。シンガプーラじゃないならどの猫種でもいいし、雑種の子を保健所とかから引き取るのもいいなという気持ちでした。

 

まあ結局家に来た子が一番可愛く感じられて、その容姿、性格がその猫種のスタンダードのように自分の中でなっていっちゃうわけなんで、たくさんの子猫の中から「この子が一番シンガプーラらしい」とか選んでも意味はないっちゃあないんですけども 笑。

 

今回探し当てたブリーダーさんの親猫の写真を見る限り、シンガプーラど真ん中!って自分は感じました。

 

ブリーダーさんちに行てきた

  • 親猫、兄弟猫に囲まれて2〜3ヶ月を過ごし、より社会性を身に付けた子を飼える
  • 飼育環境の善し悪しや、親猫の容姿をじっくり見られる

 

この辺がブリーダーさんから直に譲ってもらうことのメリットだと思ってて、猫種が完全に決まってるならブリーダーさんちに行っちゃうのが一番じゃないかなと思う。中には「んー、この環境はちょっと……」みたいな人もいたりするけど、そしたら別のブリーダーさん探せばいいわけですしね。行って見て話せば悪徳業者かどうかは一発でわかります。

 

今回お邪魔したブリーダーさんちは、非の打ち所のない飼育環境、衛生環境で、親猫にも子猫にも深い愛情を注いでるのがすぐわかりました。よって、即決。迷うことなど何もない。予約金をその場に置いて、「ではあと一ヶ月ちょい、楽しみに待っていますので、この子のお世話をよろしくお願いします」と言って、30分ほどの滞在時間で帰ってきました。はええ。

 

飼うことを決めた子は、2019年1月1日生まれという覚えやすい誕生日の女の子で、見学時、生後約4週。このくらいだと、見ても容姿はあんまりよくわかりません。なんとなく活発とか、大人しいというのがわかるくらい。

 

「生体販売は生後49日以降」という法律がありますが、社会性を育まないまま引き取られて問題行動を起こす動物や、それを捨ててしまう飼い主が多いので、今は「生後8週(56日)以降」にするべきだという意見が主流で、超党派で法律改正目指しているそうです。当然このブリーダーさんもその辺よくご存じのようで、「うちでは生後9週(63日)以降のお引き渡しを条件としています。最長で90日までは引き渡しを延ばせます」と言われました。この辺も好感度高い。

 

マンション契約更改

この話はどうでもいいんですけど、ペット可物件を借りた際、まだネコはいませんでしたし、当面飼う予定もなかったんで、「ペットなし」という条件にしたんですよね……。

 

元々ペット可で募集されてた物件なので、周りには中型犬すら室内飼いしてる人も入居してて、ネコの一匹くらい飼っちゃっても誰も何も言ってこないだろうし、黙って飼っちゃうという選択肢もありましたけど、退去時に「あんたネコ飼ってた? 契約違反じゃね?」と揉めるのも嫌なので、管理会社に電話して契約の変更を申し出た。

 

結果、敷金礼金を1ヶ月分ずつ上乗せする必要があるということになり(募集時もペット可条件ではそうなっていた)、家賃二ヶ月分という猛烈に痛い臨時出費がありました。きつい。きついんだけどなんかちょっと嬉しい。困り顔でニヤニヤしちゃう状態。

 

ネコ用品抜かりなし

子猫が来るのは最短でも一ヶ月先なんですけど、ほら、もうこうなると狂うよね。頭が。浮かれマン爆誕。浮かれた頭でネコグッズ買いまくりっていうね。

 

  • SHARP ペットケアモニター(尿量、回数、体重をモニターしてスマホに表示してくれるトイレ)
  • 食器、その下に敷くマット
  • ソフトキャリー
  • ベッド×2
  • 爪とぎベッド
  • ブラシ、爪切り
  • おもちゃ多数
  • レーザーポインター
  • 首輪
  • キャットタワー

 

餌以外はもう全部揃ってる。完全に準備万端。今日子猫が来てくれたって問題ない。なんならその辺の野良猫拾ってきちゃおうかなみたいな。(病気が子猫に感染するからダメ!)

 

あとは、トイレが開放タイプなので、できればそれを丸ごと覆って秘密基地化、インテリア化してくれるような大きいカバーが欲しいかなという感じです。

 

子猫の名前

ブリーダーさんちで「では血統書登録しますので、お名前が決まったら……」の台詞に食い気味で「もう決まってるんです!」と言いました 笑。決まってるんですよねえ既に。

 

正式名称があること。

正式名の頭二文字を愛称にすること。

 

これ、自分が命名するときにちょっとだけこだわってることです。

 

で、今回うちに来る予定のシンガプーラ(メス)の名前は、正式名称Nalupua、愛称ナルちゃんです!! うるさい! 文句は言うな! ダサいとか可愛いとか感想は聞きたくない! もう決まったことだから!

 

ハワイ語でnaluは「波」、puaは「花」です。もうおわかりですね。

 

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ではまた、ごきげんよう。ゴゴゴゴゴゴゴ……