セガ、ハドソンハードの名作がレボリューションに向けてネット配信

http://www.famitsu.com/game/news/2006/03/24/103,1143166862,50502,0,0.html
http://www.famitsu.com/game/news/2006/03/24/103,1143166680,50500,0,0.html

こんにちは、同じことを何度もしつこく言う男です。俺は2002年にこんなことを書きました。

http://kowagari.net/diary/archives/200211/inheritance.php

既にXbox360アーケードゲームで同じことをやってますが、やっと、ついに、コンシューマーにも念願のインフラが整うことに感動を禁じ得ません。しかも任天堂ハードのみならずメガドライブPCエンジンまで、というおまけつき。2002年当時にはまだパッケージ販売が俺の頭の中にはあったのですけども、ネット配信ならいくつかの懸念が払拭される。驚くような低価格だってやろうと思えばできる。やっと違法エミュROMとおさらばして、大手を振って懐かしいゲームをコレクションできるわけですよ。いや、自分でコレクションする必要はなくて、任天堂がしっかり守ってくれている文化遺産へのアクセス権だけ手に入れればいい。任天堂サーバーが真のゲーム博物館になるわけです。

そして昨年も同じようなことを書きました。

http://d.hatena.ne.jp/kowagari/20050518/1116378901

あとものすごく重要なこととして、インディーズゲームクリエイターが、ファミコンスーパーファミコンをプラットフォームとして習作を発表する場が出来たと言えるんじゃないですかこれは? キラリと光るアイデアひとつでゲームクリエイターが世に出る土壌を作ったんじゃないですかこれは? ダウンロード販売はそこまで考えてなきゃ嘘だ。それが出来て初めて、ゲームは文化と呼べるようになる。

さらに一歩進めてですね、たとえばファミコンならファミコンのプログラミングから何から手ほどきしてですね、さらにミドルウェアまで提供してですね、市井の日曜ゲームデザイナーにも門戸を広げたらどうですか? なんでもアリの同人市場を作れってんじゃなくて、任天堂が「これは……」と認める秀作が出てきたら、普通にDL販売すればいいんじゃないですか? なんならコンテスト開いたらいいんじゃないですか? 大昔エニックスのコンテストで堀井雄二さんや中村光一さんが世に出た時代とは今は何もかも違うから、それが即ゲームクリエイターの育成や発掘につながるとはあんまり思ってないですけども、日曜ゲームデザイナーにも誉れを与えてくれればいいじゃないですか。宮本茂さんが勲章を授与したらいいじゃないですか。これに勝る喜びはない。是非。