FUJI FinePix FシリーズがついにSDカード対応!!

http://fujifilm.com/products/digital/lineup/f40fd/

FUJI FinePix F40fd高感度戦争の火付け役にして、コンパクトデジカメ最強の対被写体ブレ性能、暗所性能を持つFUJI FinePix Fシリーズなのですけど、うっとこではしつこくしつこく紹介してきました。(参照:「FinePix F10」「高感度を制するものはオフ会を制す −F30をAmazonで予約したお−」「FinePix F30 ここがイイ ここがイヤ」)

で、FinePixの最大にして最悪の弱点、「糞高くて糞遅い、瀕死規格のxDピクチャーカード」から、ついに、ついに、やっと解放されるときが来たのでした。新春早々海外で発表になったF40fdは、xDピクチャーカードとSDカードのコンパチスロットを備えており、既に何枚もxDカードを所有してしまっているFinePixユーザー(俺)にとって朗報なのはもちろん、「イイ、イイとは聞いてるけど、xDに乗り換えるのがイヤだからFinePixには手を出しづらいなあ」と思っていたSDカードユーザーにも朗報となった。これはマジでかい。というかxDなんていう糞規格を後生大事に守ってきたFUJIとOLYMPUSはこれを機に猛省していただきたい。(恐らく今後FUJIのカメラはみんなSD対応になる。現在発表されているのはF40fdを含む3機種)

なにしろ今SDカードって高速タイプでも2GBで4千円切ってるやつありますからね。2〜3枚買い足しても痛くも痒くもない。対するxDピクチャーカードは他機種への使い回しが効かない、糞遅い、にも関わらず2GBでいまだに8千円オーバー、という三重苦。アホか。今すぐ消滅してください。

気になる実写画像を見てみないことには軽々にオススメは出来ませんけども、コンパクトデジカメの買い換えを検討している人は「F40ってやつが出るぞ」ってことは覚えておいた方がいい。(日本では発売されない、という可能性もなきにしもあらずなんですが……)

以下F30との比較。

  • 630万画素から830万画素へアップ。
  • F31fdから採用された「顔キレイナビ」(人間の顔を自動認識して明るさとピントを瞬時に最適化する機能)を搭載。
  • CCDが1/1.7から1/1.6に。
  • ISO感度の上限がISO3200からISO2000にダウン。
  • 外形寸法は4.5mm薄くなった代わりに縦横2.3mmずつ大きくなった。

CCDとISO上限の変更が非常に気になるところであります。高感度性能が犠牲になるような進化だと危うい。実写画像待ちです。