11月のPVと、Google Adsenseのポリシー違反についてちょっとわかったこと

11月のANAパパデータ。

 

  • PV・・・・355,921
  • セッション・・・161,668
  • ユーザー・・・94,968
  • セッションあたりPV・・・2.20
  • 平均滞在時間・・・3分22秒
  • 直帰率・・・63.86%

 

突然「死んでもブログ書きたくない病」を発症するなど、雲行きが怪しくなっているANAパパなんですが、PV関連の単純な数字だけは伸びてます。その代わり、重視している方の数字が下がってきてますね。サイト規模が大きくなるにつれて、ここらへんの数字は下がるに決まってるという考え方もあるんですけど、先日ジャンル違いのすごいサイトを見て打ちのめされました。

 

ジャンル違いのすごいサイト

ここなんですけどね。別にどうということもないサイトに見えますけど、とんでもなくすごい。たった43記事で100万PV/月。いくつものビッグワードで検索1位。1記事あたりの平均滞在時間、6分(!)。下記スライドに詳しくこのサイトの解説がプレゼンされてます。

 

www.slideshare.net

 

大切なことは次の3つだそうです。

 

  • 専門的かつ網羅的
  • 分かりやすい
  • 信頼できる

 

圧倒されました。

 

まだまだやれることだらけ

翻ってANAパパを見るに、まず「網羅的」という部分をあまりに疎かにしていた感がありますね。たとえばANAカードの選定の方法を書いた記事があるんですけど、端折る端折る。全然網羅的じゃない。

 

重要なことは、検索者が求めている答えを、ひとつも書き漏らすことなく網羅して、尚且つ最後まで読み切れるだけの読みやすさ分かりやすさを追求するってことだった。

 

どっちかというと自分の場合、「検索者が求めてる答えはこれだろ」と決め打ちして、他を省くことで読みやすさ分かりやすさを狙ってたんですよね。これじゃダメと。ダメじゃないけどビッグワードで1位は取れないと。両立させなきゃいけない。

 

まあ、マイラーブログで狙えるビッグワード自体がありませんけど、考え方としてはすごく参考になりました。このやり方だと、セッションあたりPV、直帰率が悪化する事に関しては、あまり気にしなくていいということになります。

 

ブラックハットSEOには全く興味ないので、引き続き、「検索者の最大満足」を目指して、結果としての検索1位を取っていければいいなーと思いました。このやり方だと、どんどん更新頻度落ちそうですけどね……。たまにでかいの狙って、普段は気楽に更新した方がいいのかな。わかんない。

 

Google Adsenseのポリシー違反について

あと11月にはですね、AdSenseからポリシー違反の警告を受けまして、心臓止まるかと思いました。

 

それを遡ること数日、収益最大化チームから「あなたのサイト、ポリシーチームから目をつけられてますよ。あの記事のあそこ、危ないから直した方がいいですよ」とありがたいアドバイスを受けていたので、心構えはあったつもりなんですけど、それでもドキーッとしましたからね。

 

今回警告を受けた内容は、いわゆる「報酬提供サイト」すなわち、ポイントサイトについてのコンテンツに関するものだったんですけど、収益最大化チームの方から非常に示唆に富んだアドバイスをもらっているので、自分なりに「こう解釈した」という内容を書いておきます。あくまでもおれの解釈なので、100%の確証はありません。が、少なくとも自分はこの基準を守ってやっていくつもりです。

 

  1. たとえ報酬提供サイトへの直接的リンクがなくても、記事内で報酬提供サイトの解説、比較をしていると「誘導」と見做され、アウト。
  2. 上記内容を含む記事であっても、個別にAdSense広告を非表示にすれば、サイト全体がアウトとはならない。
  3. 報酬提供サイトのロゴを使った画像は一発アウト。報酬提供サイトバナーとAdSense広告は絶対に共存できない。

 

これ、ものすごく重要なんで、よーく覚えておいた方がいいですよ。

 

自分は、「直接的リンクがなければOK」と勝手に思っていたので、ハピタスやポイントタウン等ポイントサイト登録リンクがあるページだけAdSense非表示にしていたんですけど、リンクがなくてもダメなものはダメというのがはっきりしました。

 

これにより、ランディングページとコンバージョンを狙うページを切り分けて、前者はAdSense表示、後者はAdSense非表示といった戦略は、Google的には無効です。ただ、この方法の方が、スマートで信頼性確保に役立ちますけどね。

 

今でも、どこまでポイントサイトについて書いたらアウトなのかはよくわかりません。たとえば、具体的な企業名を書くだけでダメなのか、仕組みを書くとダメなのか、使った方がいいですよと推奨することだけがダメなのか、全くわかりません。

 

ただ、ひとつだけ確かなことは、ポイントサイトのロゴを含んだ画像は一発アウトだということです。

 

たとえばですね、過去記事のアイキャッチ画像にハピタスのロゴを使っていたりして、それが検索順位の上昇や、大量ブクマ獲得に伴って、サイドバーの「注目記事」に上がってくるなんてことがありますよね?

 

もうこれだけでアウトなんですよ。サイドバーの注目記事にハピタスロゴが表示されるということは、サイト全てのページでこれが表示されるってことですからね? こうなるともう個別記事でAdSense非表示にしても無駄です。恐ろしい。

 

とにかくアイキャッチ画像に報酬提供サイトのロゴが表示されないようにすることだけは鉄則です。

 

陸マイラーサイトはポリシー違反だらけ

長年陸マイラーサイトをやっているところは、Google AdSenseはそもそも貼っていません。長い運営のどこかのタイミングで、既に警告を受けるなり、アカウント削除されるなりしたからでしょう。その代わりに皆、普通のASPを使ってクレジットカードのアフィリエイトを行なっています。

 

でも、ここ最近始めたサイトでは、堂々とAdSenseを貼りながら、ハピタスやポイントタウンへの誘導を行なっているところが多いんですよね。サイドバーにもべたべたとバナー貼り付けてね……。早晩潰されるんでしょうが、がっつり収益上がってきたところでやられてしまうと、ショックは並大抵ではありません。そうなる前に、バナーを外すか、あるいはGoogle AdSenseは諦めて、忍者やnend、アドランティスなんかに乗り換えた方がいいです。AdSenseほどの高収益は望めませんけどね。

 

来月は悲惨なことになりそうな気が

ANAパパではサイト全体の記事を見直し、報酬提供サイトへの誘導と見做される可能性がある記事、ロゴやバナーが不可欠なページに関しては全てAdSense広告非表示の対策を取り、幸運にもポリシーチームからの警告が解除されました。

 

けど、検索順位が高く、PVの要になってるのはほとんどそういうページなんですよね……。これにより、収益悪化は免れません。まあ、元々両立させようってこと自体が無理筋だったわけで、在るべき姿になったというべきかもしれません。気を取り直して、地道に検索者満足の最大化に取り組みます。