オタクVSサブカル

おれパパ内で「サブカル」を検索して、自分がどんなことを書いていたか確認してみたら、ものの見事に呪詛しか吐いていなくてちょっと笑えた。どんだけサブカルが嫌いなのか俺は。そんで下にも書いたとおり、オタ内にあってさえエロゲオタとかをさげすむ傾向があり、オタでもサブカルでもない人から見れば十把一絡げでキモい人間の一員でありながらこの同属嫌悪はかなりの重症だと思った。

もうちょっと掘り下げてみると、要するに「チャラいんだよおまえら全員」っていう言葉に集約される。エクストリーム系ゲーオタには女の影がびたいちない。美少女キャラに萌えることもなければ、ちょっとほかの人とは違う自分というアイデンティファイもない。ストイックに自分との闘いに没入するわけなのだけど、これは女性からの逃避行動に他ならなくて、裏返すと思いっきり女性の影がちらついてると思う。つまり「チャラいんだよおまえら全員」って言ってるおまえ自身が実は一番チャラいってことであり、有り余る性欲をスポーツで発散みたいな、いわゆる昇華? でも本人はそれに気づいてなくて「俺は硬派」って勘違いしているっていう。ものすごく中二的です。

んでもユリイカに載ってた田口さんの「おれとサブカル」を読むと、サブカルにもサブカルなりのエクストリームがあって、そこにはやっぱり女の影とかびたいちないし、求道者みたいなところはエクストリームゲーオタと似てる。やっぱりどこまで行っても「俺はおまえらとは違う」という童貞くさい自意識から逃れられないのだな、オタクもサブカルも、と思った。あと俺はエヴァを見たとき、とっかかりはサブカル的に入ったのに(つまり「アニメって、見ちゃってもいいんだ」的な入り方)、最終二話を見て「バカヤロウ、こんな終わり方がアリなわけねえだろふざけんな。アリとか言ってるやつうぜー」ってオタク的に思った。屈折しててねじくれてて、めんどくせえ野郎だなどいつもこいつも、という感じです。付き合う女の子の方は世話が大変だと思う実際。