ケンタフラチキでパーツ指定して嫌な顔されると頭きますよね

ブログとは長い長い自己紹介である。

と、「かの有名な」というまくらことばで有名な魯山人さんが言ってました。なんか言ってたような気がします。大体の言葉は魯山人さんかカントさんが言ってた感じがします。


ケンタッキーフライドチキンのパーツ


そんで俺の好みを君らに押しつけるけど(押しつけると見せかけてただ言いっぱなしするだけだけど)、ケンタッキーフライドチキンのパーツでどこが好きかっちゅーたら、まずドラム(脚)ね。写真をクリクリするとでかい写真が見られるのでそれで確認せよ。

「バカじゃねえの? あんな脂っこいだけで肉の量が少ないハズレ部位が好きとか気ぃ狂ってる。衣が剥がれちまうしさ。大体あれは1ピースで売ることすら不可能なんだからな。KFC自体単品で売ることが出来ないと考えてる捨てパーツが1位とかありえなさすぎ。アレは女子供の食うモノ」

はあ? 知らねえよそんなこと。俺は好きなんだからええやん。誰にも迷惑かけてねえじゃん。俺がドラムを好きなせいでおまえに何か迷惑かかるわけ? ほっとけ、俺の好みとか。俺に言わせれば12ピース全部ドラムでもいい。

はい、わーわーゆーてますけども、第2位はー、サイ(尻)ね。ケンタッキーフライドチキン食ってる時点でもう健康がどうとか脂がどうとか、そんなこと気にしてる場合じゃないわけじゃないですか。こってこての脂っこいのが食いたいんですよ俺は。

「まあ、それは順当だよな。サイはまずでかくてお得だし、パサパサ感の無さもちょうどいい。味も染みてる。つーか普通はこれが1位だろ。おまえおかしい」

はあ? 知らねえよそんなこと。量とか関係ねえし。味第一主義。あと食べやすさ持ちやすさで言ったらドラムの方が上じゃん。その、なんでもかんでも量が多ければいいって考え捨てろよ。おまえみたいな貧乏性が「6ピース、全部サイで」とか無茶な注文するから、パーツ指定した瞬間嫌な顔する店員が出てくるんだよバカが。ちなみにパーツ指定はKFC公式サイトで「お受けできる場合もありますので、ご来店の際にご相談ください」ってちゃんと書いてある。もちろんその時その時の在庫状況によって必ずしも希望通りにはならないわけで、「この前はちゃんと要望通りだったのに!」とかねじこんだりしちゃダメですけどもね。

はい、そして第3位はウィング(手羽)。本当言ったらドラムとサイだけで終わらせたいところなのですけども、お店のためを考えてこいつも保険で指定せざるを得ない。味と肉質はちょうど中間って感じだし。そんで、サイの肉量1.5に対して、ウィングは0.5なので、2ピース指定するとき「サイとウィング」って注文しやすい。ここらへんが第3位に来るポイント。

あとはー、もう順位とかつけたくないけど4位がリブ(あばら)で5位キール(胸)。何このパサパサ感。特にキールの軟骨とかうっとうしくて仕方ない。あとあと、リブを食い終わった後のあのあばら感が、なんかジョージ・A・ロメロさんの『死霊のえじき』(英題『Day of the Dead』)に出てくるローズ大尉(ジョセフ・ピラトーさん)の、ちぎられた後っぽくね? キモい。キモかわいい。ねえよ。

なのでー、俺のパーツ指定注文は「キール、リブ抜き。ドラム多めで出来ればお願いいたします」となるわけです。斯様に考え抜かれた、わがまま控えめなパーツ指定で嫌な顔をするような店員は10mmネイルガンで両足の甲を床に磔。ガシュッガシュッ。