ドライヤー

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イラストの女、爆うぜえ 笑。吹いた。そんでなぜこの女が爆うぜえのかと俺の内なる殺人者にたずねたところ、「手に持ってるドライヤーがうぜえ」という結論に達したのだけど、よくイラスト見たら「銃」ってしっかり書いてあるじゃんね。でもこれが銃だと全然うざくないのでドライヤー前提で話しますよ。そうしないと話すすまねえもん。です。

俺が昔バイトしてた飲食店は6階建ての自社ビルで、真ん中に吹き抜けの階段があって2階でパスタ食って1Fの喫茶でお茶するみたいな感じのとこだったんですけど、その階段の踊り場に清掃に使うためのコンセントがあったわけですよ。そんで従業員はエレベーター使うと怒られるので俺は毎日その階段を7億往復くらいしてたんですけど、ある日すごい客に出会った。女子で、多分歳は高校生くらいだと思うのだけど、カバンからドライヤー取り出して、階段の踊り場のコンセントに差し込んでぐわーーってブローしてんです。「お客様、申し訳ございませんが当店では階段踊り場でのブロー行為、セット行為、メイクアップ行為などは他のお客様のご迷惑ともなりますのでご遠慮いただいております」とかなんとか適当にイヤミったらしく突っついたんですけども、もう俺とかダニな。ダニ以下。彼女の生きてる世界とは別次元に棲息する謎の生物とされてしまってるので、彼女の視界に一切入らない。つまりガン無視されてる。店員とかって、彼女らの世界からすると書割同然なんですよね。そんでひとしきり、恐らくは5分くらいだと思うのですけども、十分にセットが終わると、手鏡に向かって唇をすぼめてみせたりして、おまえはデート前のジンガイのチャンネーかよっていうね。そんなことがありました。

以来マイナスイオンドライヤー、くるくるカールアイロン等々はDQNアイテムとして俺の中に根付いてしまったので、女子の皆様におかれましてはご不便とは思いますが、自然乾燥でボサボサでお願いします。と思います。