年齢とともに確実に反射神経が衰えてどんどんゲームが下手になっていくわけですけど、相対的に最近のゲームはぬるめなので、正直言ってあんまり「衰えたなあ」と感じることはないんですよね。
昔ファミコンでマイクタイソンパンチアウトってありましたでしょ。アレ、発売当時俺は余裕でタイソンをぶっ倒せたんですよ。10回やったら10回倒せた。で、GCのどうぶつの森にパンチアウトが入っていたので久しぶりにやってみたのですけども、びっくりした。タイソンが倒せないどころか、タイソンまでたどり着けない。その手前のサンドマンとかマッチョマンでやられちゃう。何度やっても無理。このゲームって、何度もやりこんでいるうちにパターンを覚えたり操作が上達するという要素ももちろんあるんですけど、最後の方になってくるともう単純に反射神経の勝負になるんですね。音とか光とか動きに反応して、よける、あるいは打つ、っていう感じに。これが間に合わない。操作の上達と違って、反応速度ってやつはなんべん繰り返しても上昇することがない。これはショックでした。ああ、俺はもう二度とタイソンを倒すことはできんのだと。そんだけ。
