観てきたよ

冷麺でしかつめらしく書くほどのアレでもないのでこっちでグダグダに済ましますよ。『アイデンティティー』と『リーグオブレジェンド』

アイデンティティー』は正直やられたという感じで、やっぱり映画というのは観る前の期待度によっていかようにも評価が変わるということなのだと思った。『ユージュアルサスペクツ』以来の見事な騙しっぷりが爽快で、細かい矛盾とかアラとかはあるけどもあんまり気にならないので期待しないで観に行くととても楽しめるけどやっぱりこれはDVD借りて観るくらいがちょうどいいような気もして、最終的な結論としてはレイ・リオッタさんは伊良部さんに似すぎということ。あとこの結末を映画開始30分で言い当てた人は天才認定。というかむしろ狂人認定。

『リーグオブレジェンド』はショーン・コネリーさんがスタントマンを駆使してアクションしまくっている映画で、ジキルとハイドとかドラキュラとかキャプテン・ネモとかノーチラスとか冒険チックなキャラクター(&アイテム)をモチーフにしてるんじゃなくて丸ごとそのまんま出演させて、全部ごったまぜにしてスチームパンク風味にしてるので多分どんな人でもそれなりに楽しめると思うのだけど、DIME的な視点から言うと逆に「これは一体どういう層をターゲットにした映画なんですか?」という感じ。理屈が完全に欠落してる映画なので、脳の調子が良くない時にはいいと思った。対象年齢4歳から。