電車男のこと

あの、なんていうかここ模倣犯に速報性を求めるのは間違ってますので。ここは後追い系というか、何か事があってからじっくりゆっくり考えて、自分でも忘れちゃった頃に突然思い出して書き始めるブログですので。そこらへんは承知しておいてもらいたい。

一部ではものすごい話題になってて今更感が漂うかもしれないのですけども、あと命令口調ですけど、万が一読んでない人がいたら騙されたと思ってMission1から全部読め。

http://www.geocities.co.jp/Milkyway-Aquarius/7075/trainman.html
(『男達が後ろから撃たれるスレ 衛生兵を呼べ』より)

俺が今現在置かれてる境遇とか、あるいは平々凡々とした(恵まれてるといってもいい)生い立ちを知る人に言わせれば「おまえに共感する資格はない」と言われるかもしれないのだけど、俺の中のメンタリティは完全に電車男さんと同じで、且つスレ住人さんと同じで、「くすぶってるやつらと共に光射す場所に行きたい」みたいな気持ちがあって、それには自分のダメだった時代の話をしたり自らが範を示したり、くすぶってるシトの背中をそっと押してあげたり、時にはドーンと突いてやったりする必要があって、つまり俺がWEBで書きたいのは主にそういったことなのです全然実現されてないけど。随分前に回顧録ってのを書いて、こういうのを目指してたのだけどどうも上手くいかずにナルシスティックな話になっちゃって自分の文章力のなさを痛感した。

だからこの電車男さんの話は俺のWEBにおけるひとつの理想形で、露悪に満ちたこのインターネッツを素敵な世界に変える方法論なのだけど、これに立ちはだかる凶悪な勢力がいて「陳腐なファンタジー」と斬り捨てたりするので困る。そんなに人間の嫌な面にスポット当てて何が楽しいねんと思う。まとまらないけどそんな感じです。

追記:やっぱりというか、自分の中で今更感があっても読んでない人は確実にいるわけで、「俺が取り上げてもしょうがないや」とか思わないで、心動かされたものは素直に取り上げるのがいいと思った。あとこれが創作のファンタジーであったとしても全然よくて、こういうファンタジーをこそ書きたい。