窪塚サン

本当はイラク戦争時、アップされた直後に読んでたんだけど触れずにいた。正に今ふつふつと怒りがこみあげてきたので、書くぞー。オー。(スピーチからの逃避)

自分が若者のオピニオンリーダーだと勘違いしていると思われる窪塚サンの「戦争反対」というメッセージ。下のほうに、

メッセージの中で、窪塚洋介の真意が正確には伝わりにくいと判断した部分を削除いたしました。また、削除した部分に根拠の無い情報が含まれていた事をお詫び致します。
2003/03/30 アンフィニー

と書かれていて、削除された根拠の無い情報というのは「ニューヨーク同時テロの時、あのビルで働いていたユダヤ人は全て休暇を取っていて、あの場にいなかった」という内容で、これは即ち意訳すると、「あのテロはユダヤ人の陰謀だ」という事になる。どんなトンデモ本を読んで頭に刷り込まれたんだか知らないが、こんな陰謀史観に塗れた無茶苦茶な言説を、若者のオピニオンリーダー様が自分のオフィシャルサイトで堂々と垂れ流す事に驚き呆れ、この人は一切プライベートな口をきかないで与えられたセリフだけ格好つけてしゃべってればいい、と思ったのだった。たくさんのサイトにこのバカ丸出しの陰謀史観が取り上げられ、俺みたいなマジレスではなく、バカに相応しい面白文章で茶化されていた。その茶化しは実に真っ当な批判行為だ。

窪塚サンの所属する事務所が、恐らくユダヤ人団体からの抗議を受けて文章の一部を削除したのだろう。TV Bros.という雑誌ではコラムニストの一人が『戦場のピアニスト』のレビューでやはりバカ丸出しの「ユダヤ差別ナチ礼賛」をやらかして同様の抗議を受けた。しかし、ユダヤ人団体の抗議を待つまでもなく、これらのバカ発言は世に出る前に、書いた本人の良識という検閲を受けてひっこめられ、さらに自説のとんでもなく恥ずかしい間違いに気付いて考えを改めてもらわなくてはならない。単に削除だけして、考えがそのままなんだとしたら何も変わっちゃいないバカそのままだ。

先の窪塚サンの手書きページは、ユダヤ云々の部分を削除しても尚、全然問題の根本に変わりがない。こんな恥ずかしい人のおぴにおんがリーダーづらしているのかと思うと、同じ人間として耐えられない。悪質な嫌がらせだ。自著ではまた生半可な知識で大麻礼賛をやらかしていて、口うるさいワイドショーに槍玉にあげられている。もういい加減にしてくれ。頼むから黙ってくれ。窪塚サンは一生高校生の役をやって、体制への無意味な反逆精神を消化し続けてくれ。万が一にも窪塚サンの糞みたいな妄言に感化されて道を誤るおバカさんが出てこないように。実際いたりするから本当に困るんだよ。