イノセンス報告4

鈴木敏夫プロデューサーから見た『イノセンス』。録音不可だったのでうろおぼえですけども、要約に挑戦してみる。

「押井監督は人形が大好きで、新作映画を作るということにかこつけて、趣味の人形を見にヨーロッパにロケハンに行ったんですよ。映画を作るというのは二の次で、本当はただ人形が見たかっただけなんですけど 笑。で、さんざんお金を使って人形を見てから帰国して、さて、これをどう映画にしたものかと 笑。イノセンスの中にはいろいろな人形が出てきてそれぞれ描かれ方が違うんですけど、これらは要するに押井さんが見てきた人形を押井さんの見方そのまんまで映画に詰め込んだだけなんですよ。そういう映画 笑」

あとなんとなく全体の流れとして今年『ハウル』『スチームボーイ』『イノセンス』の3本でアニメが終わるというか、アニメと実写の境界の意味がなくなるというような趣旨の発言をされていた。

麻草さんは「押井さん×川井さん」のトークショーを見ていたそうです。必読。人形に関する質問はもし実現してたら押井さんを大喜びさせたと思う。