ブロブ文体とか

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ブログ文体とかよくわかんないですけども、俺の好みを言わしてもらえばやっぱ段落文体ですよ。そういう用語はないっぽいけども。以前bmpさんと改行のことで少しお話がありまして、bmpさんは「文章は人に伝わらなくては意味がない。人に伝えるために俺は改行文体をあえて採用している」みたいなことをおっしゃっていて、ああなるほどなと思ったのですけども、いやちょっと待って段落文体だと人に伝わらないってこともないでしょうよとは思った。そんでそれは文章内容のスタイルと密接に関わってますよね。俺の文章は改行文体だとあんまり伝わんないと思う。たまに「改行が少なすぎて読みにくい。もっと怪魚うしろ」とかメールを貰ったりするのですけども、知るかクソヴォケがって話ですよこっちにしたら。改行たくさんあるところ読めばいいですやん。俺はこれが好きでやってんだっつーね。俺とか句読点の「読点」の方もすっごい少ないのですけど、これ、自分が実際しゃべってるときの息継ぎの感じに忠実にしてます。あと句点の方もたとえばこんな書き方を俺はよくします。

総員必見。面白くなかったら俺が金返します返しません。

「返します。返しません」って普通は句点を打つわけですけども、俺の中ではここはヲタっぽく上ずった声で早口でしゃべってるつもりなので句点は入らないっていう。なんか知らんけどこだわり? シェフの。

あとですね、ブログ時代の皆さんがご存知かどうかわかりませんけど、思索系テキストサイトに強いリンク集に「テキスト庵」っていうところがあって、ここの参加資格がすげえ最高。いまどきこの古めかしい段落というものにこだわってるところがよすぎ。たまにこの決まりごとを無視してバリ改行文体の人が登録してたりすると「ぁぁ……」って思います。でもだからといって全人類段落文体で書けよとはもちろん思ってなくて、改行スタイルが性に合う人はそれで書けばいいだけの話。そしてその人らはテキスト庵に登録してくれるな、と思います。だってそこ無視したら意味ないじゃんね。なんかアレだ。映画百選は差別的だから書きたいやつ全員に自由に書かせろって話みたいです。段落文体しか登録させないとはなんたる差別だケシカランみたいな。

ある人が設定したルールが気に食わなかったら別のルールを設定した場を作れという話であり、そしてブログの文体にはルールはないのだから好き勝手な文体でゴリゴリ書けばいいという話でした。多分。